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2009年11月17日/その141◇ささやかな達成感
「かんだがわ(神田川)」
この言葉に、わが家のジェーは過剰に反応する。
年に二度ほど、一家総出(連れ合い、ジェー、私)で、
神田川のパセオ(遊歩道)を散歩することは、
彼の犬生の中で、もっとも楽しい時であるらしいのだ。
「よし、明日はみんなで“かんだがわ”だ」
前の晩にこう云うと、おなかを出してのけぞって喜ぶ。
お天気もそこそこのある日曜の午後、
その神田川両岸の緑多き爽やかな佇まいの中を、
永福町から水源の井の頭公園までの約8キロを歩く。
人間でもそこそこくたびれるコースなのだが、
休憩するのももどかしげに、神田川の水源までを、
彼はほとんどイッキに歩き抜いた。
水源そばの緑地で弁当を開く。
腹ペコ一家はおにぎりにありつくわけだが、
ジェーもやっぱり、
この瞬間のささやかな達成感がうれしいんだね。
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2009年11月18日/その142◇堀越千秋の成分解析
先ごろ書いた成分解析の日記について、
いろんなところで突っ込まれた。
それではと、他の方々もヤリ玉に
あげてみたくなるのが人情である。
私に集中する非難を緩和する必要があるからだ。
で、その記念すべきヤリ玉第一弾は、
日刊パセオの『フラメンコ狂・番外日記』でも大評判をとる、
あの堀越千秋画伯である。
「成分解析 on WEB」
【堀越千秋の解析結果】
堀越千秋の69%は海水で出来ています
堀越千秋の18%は知識で出来ています
堀越千秋の5%は濃硫酸で出来ています
堀越千秋の5%はミスリルで出来ています
堀越千秋の3%は言葉で出来ています
ぷっ。
なんとなく、大アタリ~って感じなんだよね。
すべての生命は海水から生まれるわけで、
その巨大なスケールは、まさしく巨匠にふさわしい。
しっかしさ、コワいぐらいに当たるよなあ。
堀越千秋 Official Website はこちら
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2009年11月19日/その143◇濱田滋郎の成分解析
ヤリ玉シリーズ第二弾。
日本屈指の音楽評論家にして、
われらが日本フラメンコ協会会長であられる、
あの濱田滋郎塾長にご登場いただく。(汗)
「成分解析 on WEB」
【濱田滋郎の解析結果】
濱田滋郎の99%は電力で出来ています
濱田滋郎の1%は祝福で出来ています
ひえ~~~
シンプルにして大胆。
やっぱし大物は違うよなあ。(汗)
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2009年11月20日/その144◇連れ合いの成分解析
ヤリ玉シリーズ第三弾。
この成分解析をわが家に持ち込んだ犯人、
私の連れ合いに逆襲する。
【鈴木敬子の解析結果】
鈴木敬子の61%は小麦粉で出来ています
鈴木敬子の31%は利益で出来ています
鈴木敬子の6%はミスリルで出来ています
鈴木敬子の2%は理論で出来ています
ぷっ。
小麦粉で出来てんのかよ。
やっぱしね。
では、本名ではどーなる?
【小山敬子の解析結果】
小山敬子の72%はむなしさで出来ています
小山敬子の12%はお菓子で出来ています
小山敬子の6%は言葉で出来ています
小山敬子の5%はミスリルで出来ています
小山敬子の5%は白インクで出来ています
な、なにっ? この悲惨さ!(汗)
小麦粉をこんな人生に変えちまう
亭主の顔が見てみてーよ、ほんとに(涙)
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2009年11月21日/その145◇ジェーの成分解析
ヤリ玉シリーズ最終回。
だんだん私の立場も苦しくなってきたので、
わが家のジェーに締めてもらおう。
「成分解析 on WEB」
【小山ジェーの解析結果】
小山ジェーの71%は努力で出来ています
小山ジェーの17%は株で出来ています
小山ジェーの5%は理論で出来ています
小山ジェーの4%は心の壁で出来ています
小山ジェーの3%は言葉で出来ています
おおっ!
な、なんと、おめえが一番まともだよっ!
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2009年11月22日/その146◇国鉄と明治とチョコラーテ
高田馬場で新宿回りの山手線を待っていると、
いきなりチョコレート色したレトロな電車が、
重々しくホームに滑り込んでくる。
国鉄とか省線(←両方死語)とか呼んでいた時代の
ボディカラーの山手線車輌なのである。
さあ、いよいよ俺もタイムスリップかあ!という、
ドキドキわくわくな喜びも束の間、
「山手線命名100周年」という文字と、
明治製菓の板チョコの広告が目に飛び込んできた。
ああ、そーゆーことなのね。
それにしても、美味しそーな真っ茶色だなあ。
パブロフ犬的に板チョコが食いたくなった。
と、同時にその連想から突然、
エル・チョコラーテの歌声が脳天を突き刺す。
そう、あのカンテ名人がギター名人ニーニョ・リカルドと
真剣勝負するフラメンコの真髄とも云うべき名盤だ。
う~む。
山手線から、エル・チョコラーテを連想させてしまうとは!
畏るべし、国鉄!!!
(↑)だから死語だってば。
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2009年11月23日/その147◇おかげさまでツバメンコ
今井翼 Live house TOUR D&R ~ an extension
(12月1日/赤坂BLITZ 18:30)
なんたる幸運とそのお心遣い。
ツバメンコ同好会のお仲間が、
私のチケットを押さえてくれたのだ。
同好会(現在477名)作っておいてよかったあ!
おやぢ用のチケット入手には、
様々な困難があったにちがいない。
御礼はたいやき1匹に決まっているのだが、
清水の舞台から飛び降りるつもりで、
たいやき2匹にしようかと思っている。
当日待ち合わせの合言葉は「ビバ変態」だそうで、
ふんどし一丁で行くか、女装で行くか、
このままパジャマで行っちまうか、
現在鋭意検討中である。
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2009年11月24日/その148◇孤高の無人島生活
ワケもわからずmixiというものを始めて早三年。
ウェブ上の双方向コミュニケーションというのは、
なかなか面白いものであることを知った。
毎日のように日記を書いたり、
何本・何十本の返信生コメントを書くことで、
文章を書くスピードが30倍くらい早くなった。
文章の内容がちっとも進歩しないのが
不思議なくらいである。
そのほとんどがフラメンコ仲間である
マイミクさんは1000人になったが、
愛人がひとりも出来ないのも摩訶不思議である。
そんなこんなの道中で、
この秋、ほとんど発作的にこんなコミュ二ティを立てた。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=4648395
無人島シリーズである。
しかも、超マニアック。
恥ずかしくて告知もできない。
むろんのこと、会員は私ひとりだ。
ひとりぼっちの無人島生活はいつまで続くのか?
はい、それはおそらく永遠に続くにちまいありません。
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