セグメントゲームズ

元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

「任天堂ゲームセミナー2014」の受講生作品を遊んでみました vol.2『ジカンサタンサ』

2015年06月26日 19時43分52秒 | 【旧】購入・レビュー話

Wii Uで配信中の「任天堂ゲームセミナー2014」の受講生作品
遊んでみた感想を、順番に描かせていただいてます。
順番はよく分からないので…私がプレイした順に、ということで(笑)

vol,1 ―→ 『アルクラッシュ』
vol,2 ―→ 『ジカンサタンサ』 ←今回はコレ!
vol,3 ―→ 『ミチコジャンプ!』
vol,4 ―→ 『ドキドキ手紙リレー』+全体のまとめ

※写真は、クリックすると大きなサイズで見れます。



今回紹介するのは、『ジカンサタンサ』です。”時間差”と”探査”で、ジカンサタンサです。




これがゲーム画面です。
ステージ上にある真珠を決められた数だけ取ると、大きな貝のところに水たまりが出現。その水たまりにたどり着くと、ステージクリアとなります。

ところが、このペンギン型ロボット「ペンタ」は、普通に歩くことができません。先に「進む道を記憶」させると、その通りに歩いてくれるという変わったロボットです。
そして、記憶させるための操作は、スティック操作ではなく、ゲームパッド傾けるジャイロ操作で行います。


Aボタンを押すと、記憶開始。Aボタンを押したまま、ペンタの導きたい方向にゲームパッドをタイミングよく傾けていきます。傾けている方向は、ペンギンの頭についている玉の向きで分かります。
Aボタンを離すと記憶を終了して前進開始。覚えさせた通りにペンタが歩きます。
記憶中は、最初の少しだけしかペンタの進む様が見えないので、あとはペンタの玉を頼りに「どこをどう進んでいるか?」を想像しながら記憶させます。

ペンタにルートを記憶させる → ペンタが前進 → ステージで立ち止まったら、画面左上の黄色い魚が1つ減る、の繰り返しです。
黄色い魚が全部なくなってしまうとゲームオーバーです。

あ。ちなみに、ゲームパッド単体でもプレイできますので。



3つのコースで1ステージとなっており、3ステージクリアすると成績発表の画面に。
3つ全てのコースを1回の記憶でクリアできればパーフェクト!隠された「ひみつのコース」へと挑戦できます。

全部で4ステージ収録されているのですが、それぞれに「ふつう」と「むずかしい」の2種類の難易度があり、難易度によって全く違うコースが用意されています。さらに、パーフェクトクリア後の「ひみつのコース」もあるとなると…実質、全32コースも収録されていることになります。全ステージパーフェクトを目指すのは、わりと大変かもしれませんよ?


◆== partygameの感想 ==◆
『アルクラッシュ』とは全く違うタイプの作品ですが、こちらも面白かったです。

実はこのゲーム。”リズムに乗る”ということが大事だったりします。
ペンタくんは、音楽のリズムに合わせて1歩ずつ前進。1歩で、コース上に目印で表示されている点線1つ分進むので、リズムに乗りながらゲームパッドを操作すると、かなり上手くいくようになります。
Aボタンを離して前進開始する時も、ペンタくんの”ノリのいい鳴き声”が入ったりして、音の演出にこだわりを感じる作りになっています。まさに、『リズム天国』のミニゲームとして入っていてもおかしくないようなゲームなのです。

ゲームパッドのジャイロ操作は、ステージ開始前にゲームパッドを水平に持ってZR+ZLボタンを押すことで”水平”の基準を設定するのですが、3コースもプレイしているうちに、どれくらいが水平だったのかよく分からなくなるんですよね。
もし可能であれば、ペンタくん待機中の間であればいつでもZR+ZLボタンを押すと”水平”の基準を設定し直すことができたら嬉しかったかも?と思いました。もしかしたら、友達と1コースごとに代わりばんこで遊ぶ、なんてこともあるかもしれませんからね。

あとは、表示される内容のわりに読み込みが少し長いかな?と感じました。
ものすごくイライラする!というほどではないのですが、ステージ選択してから、ジャイロの設定を行えるようになるまでに、だいたい8秒くらいかな。そんなに色々読み込むようなものがあるのでしょうか?ま、ここらへんは、それこそ作り慣れているかどうか?が大きく作用してくるので、仕方ないですかね。


総評。ゲームのルール自体はありがちなものですが、ジャイロ操作で記憶させるというプレイスタイルが、なかなか新鮮でした。
今作では、1回の記憶でクリア可能であることが前提のコースばかりですが、それこそ絶対に2~3回くらい使用しないとクリアできないような広くて複雑なステージも遊んでみたいと思えました。といっても「むずかしい」のコースは、本当にけっこう手強いので、これで充分かな。
音に対するこだわりや、ペンタの可愛らしい仕草など、「発売できるゲーム」というレベルに達していると言えるくらい、整った出来なのも好印象です。だからこそ欲を言うなら、せっかくのゲームセミナーなんですから、セーブデータを作成するところまで作らせてあげたら、経験としても良かったのでは?と思ったのです。ゲーム終了したら成績がリセットされちゃいますので。


次回は、『ミチコジャンプ!』』を紹介します。


関連記事:
ゲームソフト 評価タイトルリスト:ニンテンドーDS その他
ゲームソフト 評価タイトルリスト:Wii U
※過去にDSやWii Uで配信されたゲームセミナー受講生作品の紹介・感想を、まとめています。

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