『マリオ&ルイージRPG3!!!』
対応ハード : ニンテンドーDS
発売元: 任天堂
開発: アルファドリーム
発売日 : 2009/02/11
希望小売価格 : 4,800円(税込)
ジャンル : ブラザーアクションRPG
プレイ人数 : 1人
CERO : A(全年齢対象)
※ストーリーをクリアしてのインプレッションとなります。
※総プレイ時間は約17時間でした。
●今回は、マリオとルイージとクッパが、一緒に冒険…?
今作は、ゲームボーイアドバンスで発売されました『マリオ&ルイージRPG』、ニンテンドーDSで発売されました『マリオ&ルイージRPG2×2』に続く、シリーズ3作名のタイトルです。
ピーチ城で突然流行りだした「メタコロ病」という病気の原因を探るため、お馴染みマリオブラザーズが登場して、冒険の出発!…と思いきや、クッパが現れて、なんとマリオたちを、体内へ吸い込んでしまいます。
●上画面でクッパ、下画面でマリオブラザーズ
今作は、クッパがフィールドを冒険し、マリオブラザーズはクッパの体内を冒険します。
片方が何かをすると、もう片方に影響を与えるなどもあります。
ちなみに、マリオとルイージはずっとクッパの体内にいるわけではなく、いずれは外へ出ることができます。
以下、操作方法です。
十字ボタン…移動
Aボタン…マリオのアクションボタン
Bボタン…ルイージのアクションボタン
Xボタン・Yボタン…クッパのアクションボタン
Rボタン…アクションコマンドの入れ替え
マリオとルイージは、基本はジャンプとなります。Rボタンでアクションコマンドを入れ替えると、ハンマーなどを使うことができます。もちろん、ハンマーを手に入れないといけませんが。
クッパは、基本はYボタンで炎を吐いて燃やせるものを燃やします。Xボタンでパンチを繰り出して、破壊できるものを破壊します。ジャンプはできません。Rボタンでアクションコマンドを入れ替えると、他のアクションも行えます。
これは、戦闘のときも同じです。マリオが行動をするときは全てAボタン。他も同じです。
Lボタン…(バトル時のみ)キャンセル
STARTボタン…メニュー画面を開く
SELECTボタン…全体マップを表示
●シリーズお馴染みの、アクションコマンドバトル
今作の戦闘は、アクションコマンドバトルです。行動を選択した後、攻撃をするときにタイミングよくボタンを押すなどすると、ダメージが増えたりします。
◆攻撃
マリオとルイージは、ジャンプとハンマーが基本攻撃になります。
ジャンプは、踏みつけるタイミングでボタンを押すと、2回踏みつけます。2回目もタイミングよくボタンを押せば、ダメージが増えます。
ハンマーは、マリオとルイージが振りかぶり、ボタンを押すと振り下ろします。大きく振りかぶっている時に押すとダメージが大きいですが、振りかぶりすぎると才弱ダメージになります。
クッパは、パンチと炎が基本攻撃になります。
パンチも炎も、感覚はハンマーと同じです。溜めて溜めて、ここぞ!という時にボタンを押すとダメージが大きくなります。炎は、全体攻撃になります。
◆防御
敵の攻撃は、タイミングよくボタンを押すことで、回避したり跳ね返したりできます。
マリオとルイージは、状況によってジャンプの時と、ハンマーの時があります。敵のクセをよく見て、タイミングよくよけましょう。
クッパは、Xボタンでパンチ、Yボタンでしゃがんでコウラの中に隠れます。前面からの攻撃はパンチで、真上から攻撃が来たりしたらYボタンでコウラを使いましょう。
ちなみにYボタンはしゃがむので、パンチより少し高い位置に攻撃が来た時にも、Yボタンで回避しましょう。
◆スペシャル攻撃
SP(スペシャル攻撃を使うのに必要なポイント)を消費して、スペシャル攻撃を行えます。操作方法は、技によって様々ですが、マリオとルイージはボタンによる操作。クッパは、タッチペンによる操作になります。
なお、マリオとルイージは、どちらか片方が死亡や目を回しているなどで動けない場合、スペシャル攻撃は使用できません。
◆巨大クッパで戦闘
特定の場面では、巨大化したクッパで戦闘を行います。DS本体を縦持ちにして、タッチペンで操作する形になります。出来る行動は、パンチ、炎、キノコの使用の3つです。キノコは、その戦闘で手に入れたキノコしか使用できません。
パンチは、敵に向かってタッチペンを、素早くスライドすることで攻撃します。スライドが早いほどダメージが大きくなります。
炎は、マイクに向かって息を吹きかけます。長く息を吹きかけるとダメージも大きくなります。
敵の攻撃を防御する手段もいろいろあり、タッチスライドでパンチしたり、タッチした方向に火の玉を吐いて攻撃を打ち消したりなどがあります。
…ちなみに、どうでもいいコツですが、マイク部分の少し上を見て息を吹きかえると、うまくいきやすいです。マイク部分を見てしまうと、息はその下にいきがちなので、うまくいきません。
※今回から、点数を付けてみます。現時点で、今年に書いた他のインプレッション記事にも、点数を付けました。
◆partygameの評価◆…92点(100点満点)
さすがの安定感
シリーズも3作目となり、完全にツボはおさえているという感じですね。随所にニヤリとしてしまう小ネタがぎっしりと詰まっており、プレイヤーを飽きさせません。ルイージの扱いは、今回も相変わらずです(笑)
マップも、変に長ったらしいところはなく、ストーリーと相まってグイグイ先へ進みたくなります。ゲームをやり慣れているひとからすれば逆に短くも感じるかもしれませんが…まあ、これくらいのほうが無難でしょうね。
タッチペンをいろいろ使っている場面もありましたが…タッチペンを使用する前には必ず一呼吸おくので、そんなにわずらわしくありませんでした。あと、基本的にタッチ操作とボタン操作を複合している場面はありません。
…まあ、残念ながら、1箇所だけタッチ&ボタン操作が必要な場面がありました。ボタン操作だけでどうしようもなかったのは分かる気がしたので、まあ仕方ないとは言っておきますかね…。
気になったといえば気になった点を2点ほど。
最初の数時間は、マリオとルイージはクッパの体内から出られないので、クッパのほうが活躍しているように感じます。一応『マリオ&ルイージRPG』です…よね?と思ったりしました(笑)
おそらくは…マリオとルイージが冒険しているのが、クッパの体内という閉鎖的な舞台だから、そう感じるだけなのかもしれません。ましてや、前作がピーチ城から出られないという閉鎖的な印象が強かったために、不安を感じてしまいました。
しかし、数時間ほど進めば、マリオとルイージも外で冒険できるようになるので、それまでは「まさか、このまま出ないの…?」という疑問や不安を感じても、辛抱しましょう。
あと、これはクッパの体内から出られない数時間の間に気になったことですが、クッパ体内の拠点となる場所に、セーブポイントがないのが、わりと不便に感じました。セーブポイントを置けそうなスペースはいくらでもありそうでしたが…見逃していたのでしょうか?
…とか言ってみましたが、DSの機能を活かした機能も満載で、敵の攻撃バリエーションや細かなアクションも豊富。任天堂らしく安定した仕上がりになっていると思います。クッパとクッパの体内の連動も面白さに繋がっており、新しい発想も兼ね備えた作品です。
難易度もそこまで高くはないと思うので、シリーズ経験者も、未経験者も、レッツトライ!
(※ストーリー内容など、少しでもネタバレになるコメントはご遠慮ください)
そうですね。ということは…次回作は4なので、ピーチも参加したりするのかも?といっても、4人パーティはすでに前作でやってますからね…。
質問なんですけど
ハンマーをもって
まりおをジャンプに
かえるにはどうすればよいのですか?
それは、移動中の時でしょうか?
それだと、確かLボタンかRボタンで、マリオのアクションを変えることができたと思いますよ。
ちょっとソフトがすでに手元にないので、おおよそでしか答えられませんが…間違っていたらすいません。