なんとか、『とびだせ どうぶつの森』が発売する前にクリアできた…。良かった（苦笑）
『PROJECT X ZONE（プロジェクト クロスゾーン）』
対応ゲーム機 ―→ ニンテンドー3DS
発売日 ―→ 2012/10/11
希望小売価格 ―→ 6,280円（税込）
ジャンル ―→ シミュレーションRPG
プレイ人数 ―→ 1人
インターネット通信 ―→ 特典アイテムのダウンロード
CERO ―→ B（12才以上対象）
■====== 簡単なご紹介 ======■
カプコン・バンダイナムコゲームス・セガ。大型メーカー3社のコラボレーションによる、シミュレーションRPGです。
各社が発売してきた作品から、全29作品が参戦。作品の枠を超えて様々なキャラクターが絡み合い、世界の混沌と戦っていきます。
今回、2回目のインプレションとなります。シナリオクリアしました。
新たに話すこともそんなにないのですが、まずはクリア後について。
だいたいの人がお察しの通り、クリア後のセーブデータを作成して、そのセーブデータから再開すると、2周目が始まります。
全てのアイテム（武器も含む）が持ち越されますが、敵が強くなっているうえに得られる経験値も少なくなっているそうです。また、2周目移行にしか出てこないアイテムもあるらしいですよ。
さらに、「システム設定」のなかで自由にサウンドを聞けるほか、戦闘時の曲をランダムにしたり固定の曲にしたりできます。（ユニット別に曲の変更を…ということは、できないっぽいです）
あと、早期購入限定スペシャル仕様として、パッケージに封入されているものについて。
スペシャル仕様ではゲームソフトのほかに、登場作品の紹介や設定資料集の書かれた全50ページのガイドブック。そして、今作で使用された曲のうちの44曲が収録されたサウンドトラックCDが付いてきます。（ちなみに今作で使用されている曲は全75曲）
ガイドブックは、特にネタバレ的なことは書かれていませんので、始める前に読んでみても大丈夫ですよ。
amazon.co.jpを見てみても、このスペシャル仕様版はまだけっこう残っているみたいなので、購入するならこちらをどうぞ。
■====== partygameの評価 ======■
○＝良い △＝まあまあ or ちょっと気になる ×＝悪い
◆=== 参考データ ===◆
購入価格 ―→ 5,063円（新品）
プレイ内容 ―→ シナリオクリア
シナリオクリアにかかったプレイ時間の目安 ―→ ●●●●○
●○○○○ = 10時間未満
●●○○○ = 10～20時間
●●●○○ = 20～30時間
●●●●○ = 30～50時間
●●●●● = 50時間以上
過去のシリーズ作品 ―→ PS2『ナムコ×カプコン』プレイ経験あり
◆=== プレイしていて、新たに気付いたこと ===◆
○ ―→ 思いのほか、ボイスの種類が豊富です。
もちろん、これだけ長くプレイしていたら、戦闘前後のセリフなんかは被りまくりますが、組み合わせによる特殊会話やイベントでの会話もあることも考えれば、相当なボイスの量が詰め込まれていると思います。
しかも、メニュー画面の「データベース」→「クロスゾーン事典」では、登場キャラクターの紹介が見れるんですが、ここ専用のボイスもたっぷり用意されています。メインキャラであれば、5～8種類くらいあるんじゃないかな？
ほとんどの人が利用しそうにないところに、これだけ詰め込むとは…凄いというか、もったいないと言うか。聞いたことがない人は、時間のある時にでも聞いてみてくださいな。
△ ―→ 仕方ないんですが、1ステージあたりにかかる時間が長いです。
終盤だと、二手や三手に分かれても1ステージ1時間程度。メンバー全員だと2時間近くかかることもあります。しかも私、中盤以降は必殺技や複数技の演出、およびKOの演出をほとんどスキップしているので、これでもちょっと早いくらいかもしれません。
全体的に『ナムコ×カプコン』より間違いなくテンポアップしているんですが、参戦している作品が多いうえに全員出撃なので、結局のところ1ステージにかかる時間はプラスマイナス0って感じです。
△ ―→ 壊せる障害物について。
フィールド上の障害物は、隣接してYボタンで破壊できるんですが、壊せる障害物と壊せない障害物の差が、パッと見では分かりません。
しかも、同じ物体でもステージによって、壊せる時と壊せない時がありました。
なんかせめて、カーソルを自由に動かせる時に、壊せる物体にカーソルを合わせたら「破壊可能」的なメッセージなど、何らかの目印が欲しかったです。
△ ―→ 終盤はもう、アイテムでごり押しになっちゃいますね。
終盤になってくると敵の数も増えますし、強くなってくるんですが…何せ今作は、アイテムが全員使えて、しかも何度でも使えてしまうので、最終的にアイテム次第でどうとでもなってしまうんですよね。
もちろん、戦闘でのアクションが上手い人のほうが多少円滑に進むんだと思いますが、正直たいした差はない気がします。
なので、今作も結局、難易度はそんなに高くありませんでした。
とはいえ、逆にいうなら「アイテム縛り」をすると一気に厳しくなるので、歯応えのある難易度を望むのであれば、極力アイテムを使わないという風にしてみるのも、いいかも？
△ ―→ 主人公は、もう少し目立って欲しかったかな～。
敵の目的が最終面までハッキリしないこととか、最後の戦いが終わった後も意外とあっさり事が片付いて、演出的にもあっさりという感じ。高揚感を感じる前にサッサと終わってしまった印象でした。
当然ですが、今作に参戦している版権作品のキャラクターを目当てで購入する人ばかりですから、その時点でオリジナルの主人公キャラは印象的に不利なわけですよ。ですから、それを覆すだけのインパクトや個性が必要になってくるんですが、戦闘での演出にしても性格にしても、今作の主人公はちょっとあっさり気味だったんですよね。「サラッとしている」的な。悪く言うと「チャラチャラしている」とも言うかも。
それがいいという人ももちろんいると思いますが、これだけの大舞台の主格を務めるからには、もう少し重厚感もあって欲しかったかな～なんて思っちゃいました。
■====== 得点とまとめ ======■ … 80点（100点満点）
ファーストインプレッションと同じ得点です。
飽きて途中で一度止まるかと思いましたが、ナムカプ（ナムコ×カプコン）ほどだれることもなく、最後まで一気にプレイすることができました。
ナムカプ経験者としては「進化したお祭りゲーム」として評価できるんですが、ナムカプ未経験者が遊ぶとなると、色々合わなかったり違うと思う面があらわになるでしょう。深い戦略性だとか、緻密なストーリーの絡みだとかを、期待してはいけません。あくまで「お祭りゲーム」なので。それを理解して買うかどうかで、だいぶ違うように思います。
簡単に言ってしまうと「ナムカプが楽しめた人は今作も楽しめて、ナムカプが楽しめなかったり興味がなかった人は、今作も楽しめない」って感じです。私なんかは、スパロボでも版権作品を知らずに楽しんでいるような人間なので、ネタが分からないとかストーリーが薄いとか単調だとかはたいして気にならなかったですし、スパロボのように「ロボットアニメ限定」ならまだしも、あまりにスタンスの違う作品が勢ぞろいしているわけですから、ストーリーがまとまるわけがないのは分かっていたので。
何はともあれ、3社のゲームの歴史の大きさを感じられたような作品でした。
そのわりには売れていないので、そこが寂しいところですが…まあ、『.hack』や『エンド オブ エタニティ』など、任天堂のゲーム機で登場したことのなかった作品もけっこうありましたからね。仕方ないのかな。
もし、またこれだけのコラボレーションをする時は、3DSとPS Vitaのマルチとか、もう少し幅広い展開が望ましいかもしれませんね。あとは、もうちょっと作品を絞ってもいいかも。やっぱりちょっと長いので（苦笑）
関連記事：
3DS『プロジェクト クロスゾーン』 ファーストインプレッション(2012/10/13)
その他のタイトルの評価は、こちらからどうぞ
『PROJECT X ZONE（プロジェクト クロスゾーン）』
対応ゲーム機 ―→ ニンテンドー3DS
発売日 ―→ 2012/10/11
希望小売価格 ―→ 6,280円（税込）
ジャンル ―→ シミュレーションRPG
プレイ人数 ―→ 1人
インターネット通信 ―→ 特典アイテムのダウンロード
CERO ―→ B（12才以上対象）
■====== 簡単なご紹介 ======■
カプコン・バンダイナムコゲームス・セガ。大型メーカー3社のコラボレーションによる、シミュレーションRPGです。
各社が発売してきた作品から、全29作品が参戦。作品の枠を超えて様々なキャラクターが絡み合い、世界の混沌と戦っていきます。
今回、2回目のインプレションとなります。シナリオクリアしました。
新たに話すこともそんなにないのですが、まずはクリア後について。
だいたいの人がお察しの通り、クリア後のセーブデータを作成して、そのセーブデータから再開すると、2周目が始まります。
全てのアイテム（武器も含む）が持ち越されますが、敵が強くなっているうえに得られる経験値も少なくなっているそうです。また、2周目移行にしか出てこないアイテムもあるらしいですよ。
さらに、「システム設定」のなかで自由にサウンドを聞けるほか、戦闘時の曲をランダムにしたり固定の曲にしたりできます。（ユニット別に曲の変更を…ということは、できないっぽいです）
あと、早期購入限定スペシャル仕様として、パッケージに封入されているものについて。
スペシャル仕様ではゲームソフトのほかに、登場作品の紹介や設定資料集の書かれた全50ページのガイドブック。そして、今作で使用された曲のうちの44曲が収録されたサウンドトラックCDが付いてきます。（ちなみに今作で使用されている曲は全75曲）
ガイドブックは、特にネタバレ的なことは書かれていませんので、始める前に読んでみても大丈夫ですよ。
amazon.co.jpを見てみても、このスペシャル仕様版はまだけっこう残っているみたいなので、購入するならこちらをどうぞ。
■====== partygameの評価 ======■
○＝良い △＝まあまあ or ちょっと気になる ×＝悪い
◆=== 参考データ ===◆
購入価格 ―→ 5,063円（新品）
プレイ内容 ―→ シナリオクリア
シナリオクリアにかかったプレイ時間の目安 ―→ ●●●●○
●○○○○ = 10時間未満
●●○○○ = 10～20時間
●●●○○ = 20～30時間
●●●●○ = 30～50時間
●●●●● = 50時間以上
過去のシリーズ作品 ―→ PS2『ナムコ×カプコン』プレイ経験あり
◆=== プレイしていて、新たに気付いたこと ===◆
○ ―→ 思いのほか、ボイスの種類が豊富です。
もちろん、これだけ長くプレイしていたら、戦闘前後のセリフなんかは被りまくりますが、組み合わせによる特殊会話やイベントでの会話もあることも考えれば、相当なボイスの量が詰め込まれていると思います。
しかも、メニュー画面の「データベース」→「クロスゾーン事典」では、登場キャラクターの紹介が見れるんですが、ここ専用のボイスもたっぷり用意されています。メインキャラであれば、5～8種類くらいあるんじゃないかな？
ほとんどの人が利用しそうにないところに、これだけ詰め込むとは…凄いというか、もったいないと言うか。聞いたことがない人は、時間のある時にでも聞いてみてくださいな。
△ ―→ 仕方ないんですが、1ステージあたりにかかる時間が長いです。
終盤だと、二手や三手に分かれても1ステージ1時間程度。メンバー全員だと2時間近くかかることもあります。しかも私、中盤以降は必殺技や複数技の演出、およびKOの演出をほとんどスキップしているので、これでもちょっと早いくらいかもしれません。
全体的に『ナムコ×カプコン』より間違いなくテンポアップしているんですが、参戦している作品が多いうえに全員出撃なので、結局のところ1ステージにかかる時間はプラスマイナス0って感じです。
△ ―→ 壊せる障害物について。
フィールド上の障害物は、隣接してYボタンで破壊できるんですが、壊せる障害物と壊せない障害物の差が、パッと見では分かりません。
しかも、同じ物体でもステージによって、壊せる時と壊せない時がありました。
なんかせめて、カーソルを自由に動かせる時に、壊せる物体にカーソルを合わせたら「破壊可能」的なメッセージなど、何らかの目印が欲しかったです。
△ ―→ 終盤はもう、アイテムでごり押しになっちゃいますね。
終盤になってくると敵の数も増えますし、強くなってくるんですが…何せ今作は、アイテムが全員使えて、しかも何度でも使えてしまうので、最終的にアイテム次第でどうとでもなってしまうんですよね。
もちろん、戦闘でのアクションが上手い人のほうが多少円滑に進むんだと思いますが、正直たいした差はない気がします。
なので、今作も結局、難易度はそんなに高くありませんでした。
とはいえ、逆にいうなら「アイテム縛り」をすると一気に厳しくなるので、歯応えのある難易度を望むのであれば、極力アイテムを使わないという風にしてみるのも、いいかも？
△ ―→ 主人公は、もう少し目立って欲しかったかな～。
敵の目的が最終面までハッキリしないこととか、最後の戦いが終わった後も意外とあっさり事が片付いて、演出的にもあっさりという感じ。高揚感を感じる前にサッサと終わってしまった印象でした。
当然ですが、今作に参戦している版権作品のキャラクターを目当てで購入する人ばかりですから、その時点でオリジナルの主人公キャラは印象的に不利なわけですよ。ですから、それを覆すだけのインパクトや個性が必要になってくるんですが、戦闘での演出にしても性格にしても、今作の主人公はちょっとあっさり気味だったんですよね。「サラッとしている」的な。悪く言うと「チャラチャラしている」とも言うかも。
それがいいという人ももちろんいると思いますが、これだけの大舞台の主格を務めるからには、もう少し重厚感もあって欲しかったかな～なんて思っちゃいました。
■====== 得点とまとめ ======■ … 80点（100点満点）
ファーストインプレッションと同じ得点です。
飽きて途中で一度止まるかと思いましたが、ナムカプ（ナムコ×カプコン）ほどだれることもなく、最後まで一気にプレイすることができました。
ナムカプ経験者としては「進化したお祭りゲーム」として評価できるんですが、ナムカプ未経験者が遊ぶとなると、色々合わなかったり違うと思う面があらわになるでしょう。深い戦略性だとか、緻密なストーリーの絡みだとかを、期待してはいけません。あくまで「お祭りゲーム」なので。それを理解して買うかどうかで、だいぶ違うように思います。
簡単に言ってしまうと「ナムカプが楽しめた人は今作も楽しめて、ナムカプが楽しめなかったり興味がなかった人は、今作も楽しめない」って感じです。私なんかは、スパロボでも版権作品を知らずに楽しんでいるような人間なので、ネタが分からないとかストーリーが薄いとか単調だとかはたいして気にならなかったですし、スパロボのように「ロボットアニメ限定」ならまだしも、あまりにスタンスの違う作品が勢ぞろいしているわけですから、ストーリーがまとまるわけがないのは分かっていたので。
何はともあれ、3社のゲームの歴史の大きさを感じられたような作品でした。
そのわりには売れていないので、そこが寂しいところですが…まあ、『.hack』や『エンド オブ エタニティ』など、任天堂のゲーム機で登場したことのなかった作品もけっこうありましたからね。仕方ないのかな。
もし、またこれだけのコラボレーションをする時は、3DSとPS Vitaのマルチとか、もう少し幅広い展開が望ましいかもしれませんね。あとは、もうちょっと作品を絞ってもいいかも。やっぱりちょっと長いので（苦笑）
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その他のタイトルの評価は、こちらからどうぞ
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ゾンビリベンジの毒島力也よく目立ってました。元のゲームじゃ勝手にやって来て何故か主人公達と協力しているキャラですから。
まあ、今作は物語の系列的にもナムカプの続編という感じの言い回しでしたし、わりと長い目で見てシリーズ展開に挑戦していくつもりなのかもしれません。
あるいは、そうなった場合の保険という形かもしれませんけどね。『無限のフロンティア』シリーズだって、”あの人”はいつも最後に続編ありきな思わせぶり発言がありますし。でも、だからって続編が発売するとは限らない、みたいな？