
レンタルを利用して『ゲームセンターCX』のDVDを見てみました。
今回見たのは、レンタルDVDの「ゲームセンターCX 16.0」と「17.0」です。
■====== 収録内容の紹介 ======■
◆== ゲームセンターCX 16.0 ==◆

||== ファミコン『ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!?』 ==||
ファミコンの『ロックマン』シリーズ第3弾。ブルースが初登場した作品でもあります。
有野課長はこの回までに『ロックマン2』・初代『ロックマン』と挑戦し、1勝1敗。果たして勝ち越しなるか?は、皆さんの目で確かめてください。
ちなみに「完全版」とありましたが、何がどう完全版なのか?は、よく分かりませんでした。テレビのほうで見ていた人は、分かるのかもしれません。
まあ、いつも通り歯ごたえのあるアクションに、有野課長が悪戦苦闘するという、ある種”お決まりの展開”が見れた感じ。劇的!というほどではありませんでしたが、楽しめました。
◆== ゲームセンターCX 17.0 ==◆

||== メガドライブ『チェルノブ』 ==||
強制横スクロール型のアクションゲーム。ボス戦以外は常にスクロールが止まらないうえ、後ろ歩きができないなどクセのあるアクションと、多彩な遠距離武器。敵の激しい攻撃は、ある種シューティングゲームとすら言えるほどの、レベルの高いアクションゲームだそうです。
なお、タイトル名や物語、設定などが”アレ”をモチーフにしているということで、当時は大問題になった作品でもあるそうです。そのためか、メガドライブ版は設定が変更されています。
いかにも昔の作品っぽい”奇抜さ”と”ぎこちなさ”をたっぷりと盛り込んだような、そんな作品に感じました。
有野課長のなかなか上手くいかないプレイに対し、有野課長ではなくむしろゲームシステムにムカッとするくらいです(苦笑)
最後はなかなか良い盛り上がりを見せてくれたので、わりと見ごたえのある回だったと思います。

||== ファミコン『クインティ』 ==||
ナムコから発売されたアクションゲーム。『ポケットモンスター』シリーズを生み出したゲームフリークの、デビュー作でもあるそうです。
5×6枚のパネルが並べられたフィールド。主人公を操作して、パネルを「めくる」ことで敵を壁に追い込み、壁にぶつけると倒せるというユニークなルール。特殊なパネルで敵を一掃できるなどの爽快感に優れている一方、パネルの法則などを考えるパズル要素もあったりするので、アクションが上手いだけではクリアできない難しさもあります。
もっとも、有野課長はパズルがお得意なので、パズル要素があることが優位になっていたみたいですが(苦笑)
ゲーム自体が、ものすごく面白そうだと思って見ていました。
ただ、この回の有野課長が順調だったからなのか、途中のステージがダイジェスト的な感じで画面をサッと見せるだけで終わることが多かったです。なかには、ナレーションの一言すらなくただ見せるだけのダイジェストもあり、それは如何なものか?と思っちゃいました。
ちなみに今作、バーチャルコンソールでは配信されていません。今のゲームフリークは任天堂以外からの発売をしていないので、そこら関連で配信が実現できないのかもしれませんね。
◆== たまに行くならこんな駄菓子屋 ==◆
いわゆる閑散とした通りの一角にある小さな駄菓子屋さんが、色々と出てきました。店主や子供たちとの交流も多め。子供たちの無邪気さを楽しめるかどうか?は、人によりますかね。
17.0のほうで、ミニサイズのカップ焼きそば発見してから、作ってもらって食べるところまでのくだりが面白かったです。どう面白かったか?は、ヒミツ。
それに、改めて思うんですけど、こういう駄菓子屋さんのゲームってだいたい『メタルスラッグ』シリーズが置いてありますよね。しかも、大抵が『3』より以前のものっていう。
昔、私の近辺にあった駄菓子屋さんもそうでして、そのおかげで『メタルスラッグ』シリーズが好きになったとも言えますが、いま思えば、なんで駄菓子屋=メタルスラッグなんでしょうね?多少の残虐性もあるので、今の時代だと「相応しくない」なんて輩すら出そうな気もしますが。なんか不思議です。
◆== レンタルDVD特典映像 ==◆
単に、収録作品を振り返る”だけ”というものが多かったです。
もうちょっと何か、ワンアクセント欲しかったかな。
■====== partygameの感想 ======■
どの回も”及第”って感じでした。つまらないことは無く、しかし興奮するほど熱くなれたって感じでもなく。
でも、『チェルノブ』の終盤は良かったと思いますし、『クインティ』はゲーム自体が面白そうだったので、知ることができて良かったですし。「安定したゲームセンターCXぶり」を見せてくれたって感じだったのかな~と思いますね。
こういうのって、面白いゲームをピックアップするだけでも、有野課長が面白いプレイ、あるいは素晴らしいプレイを魅せるだけでも、満点にはなり得ないんだろうな~と思っていて。最終的にはそれらを「どう見せるか?」という、制作スタッフの手腕にかかっている気がします。
私のお気に入りである4.0の『マイティボンジャック』と、9.0の『カイの冒険』は、どちらもイベントや生放送などで長きに渡って挑戦したからこそ、得られる高揚感が大きかったと思うんですよね。そういうのと、普通の挑戦だけで完結するのを比べてしまうと、仕方ないとは分かっていても…どうしても見劣りしちゃうってのはあります。難しいものですね。
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