a green hand

新年会費1280円なり

昨日は、3人の新年会。
Tさんとは毎週1回会っているが、Mさんを入れて3人が揃うのは半年ぶりである。

Mさんは某病院の名物看護師さん。
某病院に通院する人は誰でもが知っている有名人。

しばらくぶりのMさんはふっくらしたかなと思えた。
左目のあたりに湿疹?と思える程度に赤いが取り立てて聞かずに
いると、自ら近況を話してくれた。

数日前に転んだというのである。

手をつかず顔面から縁石にという話しに仰天した。

がもっと凄いのは、昼食をとる仲間に悪いからと、用意してもらったカット版で処置し、
痛いのを堪えて最後まで食事をしたというのだ。

大丈夫じゃないけど大丈夫という気遣いである。

家に帰る頃には腫れあがり、目があけられないぐらい、お岩さま状態というから、Mさんの根性には
称賛より呆れてしまった。

血を流しながらの食事に仲間はどう感じたかわからないが、その店の支配人さんが後日、某病院
にやってきて、最後まで食事をしてくれたことに対し、深々とお礼を言いに来たというのだ。
支配人さんとは面識が無かったが、スタッフ全員がMさんを知っていて話題になったらしいのだ。

それ程に患者さんに優しく接し、旦那様以外の世の中の誰にでも優しいMさんなのだ。

旦那様というのは、不思議な方で掃除機が趣味なのかいくつも次々と買い換える人で、
最近もイタリアかドイツ製の掃除機を買ったということである。


それと携帯が新しくなると次々と買い換えるのだそうだ。自分のだけにしてくれるといいのに、命令的に
Mさんといつも一緒に取り替えてしまうのだとか。

おまけに、黙っていれば色までご主人が決めてしまうのだそうだ。
今回は、店員さんが味方してくれたので好きな色を選べて良かったと、大変健気である。

迷惑そうだが、今回も真新しい携帯を出して、これなのよと。

今回はMさんのだけだったようで、しかも命令され、代金はしっかりMさん持ちというから私なら腑に落ちないことである。

世の中には、たくさんの夫婦のスタイルがあって、おもしろいなあと今さらながら思う。

そんなに優しい人なのに信じられないこともある。

退職したご主人が旅行に行きたいというと、どうぞ、私は友だちと行った方がいいからとはっきり断っているのである。
私もTさんもそこまではできないので驚くばかりである。

日曜の朝は、クラシックの音楽が流れ、コーヒーが入り、魚が焼いてあるという。
そして奥様の起きるのを待つのが長い間のライフスタイルと聞いた。

顔が腫れて帰ってきた夜、その姿を見て驚いたご主人が夕食作れるのかと聞いたという。

応えた言葉
「大丈夫よ、顔で作るわけじゃないから・・」

それでも、成り立っているのは、やはりMさんはご主人にも優しさが伝わっているのだということで納得することにした。

さて、Mさんの話しで終わるわけではなかった今回の新年会。

某ホテルでランチ980円、スープを付けると100円増しだったが、付けないで、楽しくランチをした。
飲み物、サラダは自由にサーブでき、ちょうどいい量の食事である。

その後、カラオケをすることにした。
高校生が休みの日だとか、街のカラオケは高校生で溢れていた。

1時間780円である。
3人で割ると一人260円、ドリンク付きである。

誰も積極的に歌いたい人はいないので、じゃんけんで順番を決めた。
一人3曲で1時間を過ごした。

Tさんは、気づくとレモンと花をカバンから出し、例により「恋の水中花」を歌い出した。
Tさんの選曲は笑えるものだけ。

常に笑わせてくれるエンターテイナー。

Mさんはしっとりと恋の歌。

私は、ちょっとコーラスから脱しきれない。

どんなに楽しくても一時間と予定通り。

3人で顔を見合わせ、「楽しかったねえ~」

Mさん、ストレス解消できました、また近いうちに会ってねという。

やはり、働くものは大変なのだ。
特にいい人は大変なストレスを貯めこむ。
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