
『ソックモンキー』とは、世界大恐慌時代のアメリカで生まれた、その名のとおり靴下で作るおサルのぬいぐるみです。
うふふ* かわいい? 不細工?
それとも…ぶちゃかわ? (´艸`*)

女のコver.*
歯が生え始めて何にでも猛然とかぶりつく(笑)、9ヶ月の姪に。
幼児のちいさな手でも握れるように、腕と脚を細くしてあります。

男のコver.*
こちらはぬいぐるみを友とする、3歳の甥に。
ただ…なんだか…ちょっとワタの詰め加減が多かったようで…
妙に固太りで、マッチョなおサルになってしまいました(汗)

うしろ*

おしり♡

これがおサルになる前の靴下です。
(踵が赤いのが特徴で、レッドヒールと呼ばれています)
ね? ちゃんと靴下でしょう?(笑)
もちろんこのまま履くこともできます。
この靴下1足(1組)が、1体のぬいぐるみに。
当然この形状であればどんな靴下でも作れますが、私はこのレッドヒールを用いたモンキーが、古きアメリカを彷彿とさせる気がして、いちばん好き*

その靴下が、こうなるんです。
(うわー…これだけ見ると、なんだか怖い (゜_゜;))
手作り感満載の垢ぬけないぬいぐるみですが、だからこそのぬくもりもある、と私は感じています。
元が靴下だから、手触りもすごくいいし♪
そして、このソックモンキーを作っていて面白いのは、全部手縫いでなきゃかわいくならないところ。
それも丁寧に、細かく縫い過ぎてもだめ。
適度にラフにザクザクと、でもほつれやすいニット生地がほどけたりしないように縫うのがコツです。
綿の詰め加減でも、顔や姿がまったく変わるし。
これでなかなか奥の深いものなんです(笑)
15年ほど前に初めて縫った、自分用と親友用のモンキーは、未だ健在です。
親友の家では常にソファに置かれていて、おとなもこどもも手持無沙汰なときに腕や足を結んだり、こねくり回したりすることが多いらしく。
『緊急通報』が入って、縫い目が切れてワタが出ちゃったおサルを治療するために、針箱を持って駆け付けることもしばしばです(笑)
このソックモンキーたちも、そんなふうに可愛がってもらえるといいのですけれど。
はてさて…甥と姪には、この『ぶちゃかわ』具合が理解できるかな?
(怖がられたらどうしようと、実はかなり不安だったりしています (´・ω・`; ))