以前もご紹介した写真です。
アテネの広場で出会った、
このアコーディオン弾きのおじ様、何度見ても素敵でしょ!
とってもいい笑顔で、
思い出しても涙が出そう。
もちろん音色も最高に素敵でした♪
台風が近づいているせいか、
久し振りの雨。
気温も低くて、
夏の恰好でいたら、寒いです。
公園でアコーディオンを弾くことについて、
余計なことをいろいろ考えてしまって、
ちょっと悶々としていましたけれど、
結論は単純~。
弾きたきゃ弾けばいいじゃない♪
という、心の中の声が聞こえなくなっていただけ(汗っ)
それと、
愛用しているエキセルシャーが重たいからどうしたものかだなんて、
大きな勘違いをしていたことに気がつきました。
そう、私には
外で演奏するにはぴったりの、
小型のPARROT君もあるんです。
金子先生から、
自宅での練習用にと譲っていただいた、
中古ですけど、まだまだ元気な楽器です。
PARROT君は、
中国の“PARROT”という大衆メーカーのもので、
正直言って“エキセルシャー”と比べると、
決して、艶やかな美しい音色とは言えません。
蛇腹も堅く、音は自由奔放で、
おもちゃ箱をひっくり返したような、
ねじ回しのオルゴールを思わせる音色。
でも、どこか懐かしい、
古き良きアコーディオンの響きを持っているんです・・・。
そんな私のPARROT君と、
まるで運命のような偶然の巡り会わせだったのが、
(この写真の中にいる)アテネのアコ弾きのおじ様。
彼が弾いているアコーディオンが、
サイズも、
赤い色も、
全く私とおんなじPARROT君~!
そんなPARROT君の公園デビューを、
以前も予定していたのですが、
ちょっと延期になってしまっていました。
そして時は流れて・・・。
いつのまにか私の中に、
人前で弾くなら、
やっぱり自慢の楽器をお披露目したい、
少しでもいい音色の楽器で演奏を聞いてもらいたい、
さらには、
そのほうが下手な演奏が少しでも上手く思ってもらえるんじゃないかなと(!)
どうにも間違った考え方をしてしまい・・・。
全く、恥ずかしい話です(汗っ)
プロの方なら♪
楽器には、深いこだわりがあって当たり前で。
そういう私も、またいつか、
プロのシャンソンライブの伴奏をするとしたら、
もちろん、愛器エキセルシャーを担いでいきます♪
でも、今回の公園演奏はあくまでも遊び。
まずは自分が楽しみたくて公園で弾きたいのなら、
恰好なんてつける必要はないはず。
どんなアコーディオンでもいいんじゃないのかなって。
そう思えば、公園での演奏も、
気分が楽になりました。
おもちゃ箱をひっくり返したような、
ねじ回しのオルゴールのような音色ですけど、
アテネのおじ様のように、素敵に弾けるようにがんばります。
この秋、最初の公園演奏はまず、
PARROT君と共に楽しんでみようかと思います。
余談ですけど。
日本とは、本当に恵まれている国で、
巷には“ブランドもの”(高級品?一流品?)があふれています。
海外に暮らしたことがある人からすると、
これって、とてつもなく異質な現象・・・。
ブランド品は数あれど、
そのなかで本当に“いいもの”とはなんなのかという話は、
とても難しいのですが。
“いいもの”とはどういうふうに扱うかという先達の教えを知るすべもなく、
“いいもの”を生かすコーディネイトなんて考えるよしもなく、
“いいもの”に見合う自分を磨く努力を怠ったまま、
お金さえあれば、誰でもブランド品を手に入れることができて・・・。
ただ宝の持ちぐされのような使い方をしている人が多い、
寂しい世の中です。
私がいろいろと反省した“楽器”についても然り。
楽器の本質を見極めないと、
ついつい高級志向に走ってしまいがち・・・。
でも、
果たしてこういう状況って・・・?
海外で見かけたストリートのアコーディオン弾きさんたちは、
みんな、
お世辞にも高級な楽器を使っているとは言えませんでした。
それでも、素敵な音色で、感動しました・・・!
楽器って“人”が奏でるもので、
決して、楽器がいいからいい音楽をかもし出すわけではないんですね。
音楽って・・・。
やっぱり奥深くて、
日々、精進ですっ
アテネの広場で出会った、
このアコーディオン弾きのおじ様、何度見ても素敵でしょ!
とってもいい笑顔で、
思い出しても涙が出そう。
もちろん音色も最高に素敵でした♪
台風が近づいているせいか、
久し振りの雨。
気温も低くて、
夏の恰好でいたら、寒いです。
公園でアコーディオンを弾くことについて、
余計なことをいろいろ考えてしまって、
ちょっと悶々としていましたけれど、
結論は単純~。
弾きたきゃ弾けばいいじゃない♪
という、心の中の声が聞こえなくなっていただけ(汗っ)
それと、
愛用しているエキセルシャーが重たいからどうしたものかだなんて、
大きな勘違いをしていたことに気がつきました。
そう、私には
外で演奏するにはぴったりの、
小型のPARROT君もあるんです。
金子先生から、
自宅での練習用にと譲っていただいた、
中古ですけど、まだまだ元気な楽器です。
PARROT君は、
中国の“PARROT”という大衆メーカーのもので、
正直言って“エキセルシャー”と比べると、
決して、艶やかな美しい音色とは言えません。
蛇腹も堅く、音は自由奔放で、
おもちゃ箱をひっくり返したような、
ねじ回しのオルゴールを思わせる音色。
でも、どこか懐かしい、
古き良きアコーディオンの響きを持っているんです・・・。
そんな私のPARROT君と、
まるで運命のような偶然の巡り会わせだったのが、
(この写真の中にいる)アテネのアコ弾きのおじ様。
彼が弾いているアコーディオンが、
サイズも、
赤い色も、
全く私とおんなじPARROT君~!
そんなPARROT君の公園デビューを、
以前も予定していたのですが、
ちょっと延期になってしまっていました。
そして時は流れて・・・。
いつのまにか私の中に、
人前で弾くなら、
やっぱり自慢の楽器をお披露目したい、
少しでもいい音色の楽器で演奏を聞いてもらいたい、
さらには、
そのほうが下手な演奏が少しでも上手く思ってもらえるんじゃないかなと(!)
どうにも間違った考え方をしてしまい・・・。
全く、恥ずかしい話です(汗っ)
プロの方なら♪
楽器には、深いこだわりがあって当たり前で。
そういう私も、またいつか、
プロのシャンソンライブの伴奏をするとしたら、
もちろん、愛器エキセルシャーを担いでいきます♪
でも、今回の公園演奏はあくまでも遊び。
まずは自分が楽しみたくて公園で弾きたいのなら、
恰好なんてつける必要はないはず。
どんなアコーディオンでもいいんじゃないのかなって。
そう思えば、公園での演奏も、
気分が楽になりました。
おもちゃ箱をひっくり返したような、
ねじ回しのオルゴールのような音色ですけど、
アテネのおじ様のように、素敵に弾けるようにがんばります。
この秋、最初の公園演奏はまず、
PARROT君と共に楽しんでみようかと思います。
余談ですけど。
日本とは、本当に恵まれている国で、
巷には“ブランドもの”(高級品?一流品?)があふれています。
海外に暮らしたことがある人からすると、
これって、とてつもなく異質な現象・・・。
ブランド品は数あれど、
そのなかで本当に“いいもの”とはなんなのかという話は、
とても難しいのですが。
“いいもの”とはどういうふうに扱うかという先達の教えを知るすべもなく、
“いいもの”を生かすコーディネイトなんて考えるよしもなく、
“いいもの”に見合う自分を磨く努力を怠ったまま、
お金さえあれば、誰でもブランド品を手に入れることができて・・・。
ただ宝の持ちぐされのような使い方をしている人が多い、
寂しい世の中です。
私がいろいろと反省した“楽器”についても然り。
楽器の本質を見極めないと、
ついつい高級志向に走ってしまいがち・・・。
でも、
果たしてこういう状況って・・・?
海外で見かけたストリートのアコーディオン弾きさんたちは、
みんな、
お世辞にも高級な楽器を使っているとは言えませんでした。
それでも、素敵な音色で、感動しました・・・!
楽器って“人”が奏でるもので、
決して、楽器がいいからいい音楽をかもし出すわけではないんですね。
音楽って・・・。
やっぱり奥深くて、
日々、精進ですっ