映画の感想をざっくばらんに、パラパラ読めるよう綴っています。最近は映画だけでなく音楽などなど、心に印象に残ったことも。
パラパラ映画手帖
どんぐりみたいな男の子
GW最終日、晴れたので、ふらりと和歌山の温泉にひとりで出かけてみた。
1つ目の温泉については、また書くとして、2つ目の温泉での出来事。
花山温泉といって、
和歌山駅からバスで10~15分、さらに歩いて10分以上。
源泉は冷泉で、26度。かなり冷たい。
42度位にあたためた大浴槽があるので、そちらに入ってからでないと、
とても入れない。
交互に入るのが、身体にいいそうだ。
しかも、冷泉は、のぼせないので、どれだけでも入っていられる。
夕方で、まあまあたくさんの人が、それぞれ思い思いの表情で
お湯に浸っている。
眠りかけてるおばあちゃんもいれば、
こっそり人が空いたすきをねらって、足をバタバタさせているおばさんもいる。
80歳は超えていそうなおばあちゃんが
二人して、仲良さげに長湯しながら、
別のお風呂仲間のおばあさんをラインで誘ったとか、話しているのが聞こえてきた。
今や、おばあさんも、ラインの時代なのだとびっくりした。
私は、こういう温泉にくると、
つい貧乏根性が出て、気持ちよさも手伝って、
かなりの長湯をした。
そろそろ出ようかと思った矢先、
どんぐりみたいに、ころころした男の子に出会った。
くりくりした眼で、
とても楽しそうに、あっちにいったり、こっちにいったり、
ちょこちょこ歩き回っている姿が、可愛らしく、
表情も、どんぐりみたいに、ころころしてあどけない。
3歳くらいだろうか。
冷泉も平気で入ったり出たりして、
似たような年の女の子を見つけて、
その子のそばをうろうろしたりもしている。
でも、話しかけたりはしないし、
姉弟かと思っが、
それぞれに母親がいた。
温泉は、別にしゃべらなくても、
それぞれの人に、それぞれの表情、顔があって、
くつろいでいるたたずまいが、心に残る。
やはり、行き詰まったら温泉だ。
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