うちのCX-5 2.2Lディーゼルが不調となった。
EGRはNOx低減のために必要なものですので、車両メーカーとしては不可避なもの。しかし煤を含む排ガスを吸気に戻すのでどうしても動く部品に影響がでる。煤がどうしても溜まるから。
今はディーゼルエンジン車のみの問題かもしれないが、そのうちガソリンにもフィルタをつけろという話になるかもしれない。そうなるとガソリン車でも類似の問題が生じてくるのでは無いだろうか。
車両のトラブルはユーザーへの負担となる。でも発電施設の問題はユーザーにはあまり関係がない。
内燃機関を搭載するエンジンへの締め付けが厳しくなってくると、電気自動車へのニーズが強くなるのかもしれないが、問題を個別の車両から発電所に引っ越しただけになってしまうのではないだろうか。ただ、大規模な設備ほど排気ガス処理はやりやすくなると思うが、それは本当にベストなのだろうか。
ユーザーが仕様を選べないかな。税金が高くなったとしても俺はEGRもなし、DPFもなしのエンジン車両がほしいな。
DPFをつけてSCRをつけると50万円価格が高くなりますが、税金はこれだけ安くなります。
DPFもSCRもなしの場合は車両価格安いですが、税金は高くなります、みたいなのね。
そんなに仕様を増やしたらメーカー困っちゃうけどね。
DPFの後から排気ガスを吸気に戻すLPL-EGR (Low Pressure Loop Exhaust Gas Recirculation)がうまく行けば煤問題は減るけど、ターボよりも上流に排気ガスを戻すと結露やばそう。