娼婦

勘違いしている

あえて言わせてもらうよ


君は確かに被害者かもしれない

でも　罪があるのは　その人だけ

彼を憎む

それは仕方ないことだと思うけど

その腹いせに人類全体を加害者扱いするのは

筋違いで

被害妄想にも似て

みっともないと思わないか？


その結果　

君のやってることと言えば

女の端くれにもおけない

下品な関係をつないで

つないで

その先にあるものなんて

結局　形にならないのに


大きいと勘違いした器の中に

いろんなものを詰めすぎて

一番大事なものを

どこに入れたのかすら分からなくなっていて

いや　君は入っていることすら

もう覚えていないんだろう


そんな君は

とても見苦しい


一度　理解しようとした僕が

途方もなくバカだったと思えるくらい


かといって

見捨てるほど　非情になれなかった僕にも

責任はあるから

そんな僕が君に言いたい言葉は

「もう一度

　人を信じてみてよ」


だって

本当に大事なものは

案外　近くにあるものだし

実際　君の隣には

かけがえのないもの

大切な人で溢れているじゃないか


本当に

君は弱すぎる

幼すぎる

そこが　女らしくもあるんだけど


君は変わらなきゃいけない

それが　君

ひいては　君を大事に思う人のためになるから


そして

幸せになってほしいんだ

永遠を誓い合った彼と共に・・・　



♪ここから聞こえる音楽♪

メリー/Blind Romance