大東京鬼嫁伝 反省会

「一体、この漫画のテーマは何だったのでしょうか？」

「東京要素ほぼ皆無、嫁要素ほぼ皆無。
主人公以外の男キャラもほぼ皆無とかなりのハーレム漫画のはずなのに全くそれを感じさせないストーリー要素。
虚無という一言がふさわしい漫画だったわ」

「いや、虚無ではありませんよ。
たぬき女の下品さだけは印象に残ってますから」

「そんなマイナス面の記憶なら、ない方がマシなのでは。
神血という要素があるあたり、ラブコメ+バトル漫画をやりたかったのかしら？」

「設定を改変してコケまくったボーンコレクションを思い出しますね。
最も覚えているのは、倫理観のおかしい主人公の犠牲となったかわのしんのことだけですが」

「鬼嫁伝が打ち切られて、ボンコレの作者がドリトライというボクシング漫画を引っ提げてジャンプに戻ってくる展開にセンチメンタリズムな運命を感じさせずにはいられないわ」