「前回で終了だと思った？あともう少しだけ続くんじゃよ」
「血の学級会を推理するって言っても、明らかになっている情報ってほとんどないのに、どうやって推理する気よ」「これはシナリオを散々ディスってきた私たちへの『お前にオレ以上のシナリオが書けるか？』という榎からの挑戦状ですよ。ならば、最後まで付き合ってやろうじゃないですか」
「現状明らかになっている情報ってこのくらいだけど、こっからどうするの？」・赤鬼の配役でもめたのが事件の動機
・てんとが赤鬼
・てんとは、人を殺したことがない
・アバク、猿飛、喜嶋、てんとだけが生き残った
「これらを整理して出てくる結論。それは、血の学級会は大量殺人事件ではなく、集団自殺事件だったということです」
「いや、いくらなんでもその推理には無理があるでしょ」「てんともゼウスインパクトやフルムーンスコープのような特殊能力を持っていたってことですよ。悪魔の囁き的なスキルで役が決まっていたアバク、猿飛、喜嶋以外を自殺に追い込んだんです。
天秤小学校でで異様に事件が多かったのも、全てはてんとの仕業だったのです」
「な、なんだってー！！」
