「もはや推理するまでもありませんね」
「いや、推理しなさいよ」
「机の中に漢字を書き込むと言う手口がカンニングの方法として破たんしてますからね。
机は、天板の方が大きいですからね、覗き込むには姿勢をかなり崩さないといけません。
暗い机の中では黒いペンで書かれた字など読みにくい、光陰の陰の字が間違っている、簡単に証拠隠滅できないなどデメリットしかありません。
こんな面倒くさい方法をとるのであれば、胸ポケットにカンニングペーパーを仕込んだ方がはるかに楽でばれにくいです。
それに筆跡鑑定をすれば、被告が書いた字が一発で分かりますからね。
犯人を捜すのが目的ではないんだから、それで終了ですよ」
「確かに、筆跡鑑定で東出が書いたものでないと、証明されれば無罪が確定するわね。
でも、漫画だから犯人は不明ですでは終われないでしょ」
「犯人は、中山貴理子と朝青子でしょう」
「それで肝心の机をカンニングペーパーに変えたトリックは、何なの?」
「机を入れ替えをおこなったんですよ。
朝早く登校した中山貴理子は、自分の机の中に漢字を書きこみます。
誰かに見られる危険性があるので手前の字だけは、体育の時間に書いた可能性はありますけど。
そして、体育の時間に授業を離れて、朝青子が中山、東出両名の机の位置と机の中身を交換して戻ってくる。
次に、中山貴理子が消えるサインペンと消しゴムを使って、中山を東出に東出を中山にすれば、完了です。
これなら、わずかな時間で東出の机をカンニングペーパーに変えることが可能です」
「おお、なんだか今回は、正解っぽい気がするわ」
「いや、推理しなさいよ」
「机の中に漢字を書き込むと言う手口がカンニングの方法として破たんしてますからね。
机は、天板の方が大きいですからね、覗き込むには姿勢をかなり崩さないといけません。
暗い机の中では黒いペンで書かれた字など読みにくい、光陰の陰の字が間違っている、簡単に証拠隠滅できないなどデメリットしかありません。
こんな面倒くさい方法をとるのであれば、胸ポケットにカンニングペーパーを仕込んだ方がはるかに楽でばれにくいです。
それに筆跡鑑定をすれば、被告が書いた字が一発で分かりますからね。
犯人を捜すのが目的ではないんだから、それで終了ですよ」
「確かに、筆跡鑑定で東出が書いたものでないと、証明されれば無罪が確定するわね。
でも、漫画だから犯人は不明ですでは終われないでしょ」
「犯人は、中山貴理子と朝青子でしょう」
「それで肝心の机をカンニングペーパーに変えたトリックは、何なの?」
「机を入れ替えをおこなったんですよ。
朝早く登校した中山貴理子は、自分の机の中に漢字を書きこみます。
誰かに見られる危険性があるので手前の字だけは、体育の時間に書いた可能性はありますけど。
そして、体育の時間に授業を離れて、朝青子が中山、東出両名の机の位置と机の中身を交換して戻ってくる。
次に、中山貴理子が消えるサインペンと消しゴムを使って、中山を東出に東出を中山にすれば、完了です。
これなら、わずかな時間で東出の机をカンニングペーパーに変えることが可能です」
「おお、なんだか今回は、正解っぽい気がするわ」