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著書『誇りに思う日本人たち』
『ビッグショッツ』
『黒い火』ほか

10月28日・ビル・ゲイツの構想力

2017-10-28 | ビジネス
10月28日は、柔道家の嘉納治五郎が生まれた日(1860年)だが、実業家、ビル・ゲイツの誕生日でもある。Windowsの米マイクロソフト社の創業者で世界一の長者である。

ビル・ゲイツこと、ウィリアム・ヘンリー・ビル・ゲイツ三世は、1955年、米国ワシントン州のシアトルで生まれた。父親は英国系の血をひく弁護士だった。
13歳で、はじめて三目並べゲームのプログラムを書いたゲイツは、高校生のとき、二つ上級のポール・アレンらと組んで、企業からデータ集計や給与計算用ソフトなどのプログラミングを請け負う仕事をはじめた。
17歳のとき、ハーバード大学に入学。大学生になっても、アレンら仲間とともにプログラム開発を続けていたが、19歳のとき、大学に休学届けを出し、アレンとともにマイクロソフト社を設立した。
会社を立ち上げたゲイツたちは、昼夜兼行でプログラムを書きつづけ、ピザやハンバーガーをかじって、その辺でごろ寝し、また起きてパソコンに向かうというハードなスタイルで働きつづけ、商談に向かうにもぎりぎりまでパソコンにしがみついていて、猛スピードでクルマを飛ばして、空港までの最短時間記録に挑戦するといった調子だった。
ゲイツのマイクロソフト社は、MS-DOS、Wndowsなどのオペレーション・システムだけでなく、Word、Excel、Power Point、Internet Explorerといったアプリケーション・ソフトも自社製品をそろえ、しばしば強引な商法も交えながら他社を圧倒し、各分野の市場で圧倒的シェアを確立した。
ゲイツの資産の評価額は莫大なものにふくれあがった。時給計算すると一秒に150ドル以上稼いだ計算になる彼は20世紀の終わりからずっと世界一の大金持ちでありつづけ、52歳でビジネスの第一線からは身を引き、夫人とともに設立した慈善基金を通じて、数々の慈善事業に力を注ぐようになり、近年は伝染病予防に力を入れている。

マイクロソフトのビル・ゲイツは、アップルの創始者スティーブ・ジョブズと並び、まさに世界を変えてしまった男である。
マイクロソフト社のWindows95が発売された1995年は、世界史のターニングポイントである。世は端末とネットの時代となり、それ以前の情報源は過去のものとなった。日本の出版界の売り上げは、その時点をピークに反落、以降、下降の一途をたどることになった。

Windows95の入ったパソコンを買ってから、ビル・ゲイツの本を何冊か読んだ。『ビル・ゲイツ未来を語る』という彼の著書も読んだが、そのモーレツ・ビジネスマンぶりと、当時すでに情報ハイウェイや電子化社会といった未来イメージを構築していた、その構想力に脱帽した。

ビル・ゲイツは言っている。
「世界の誰とも自分を比べてはならない。もし比べるなら、それは自分自身を侮辱することになる。(Don't compare yourself with anyone in this world...if you do so, you are insulting yourself.)」
(2017年10月28日)



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