パピとママ映画のblog

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勝手にふるえてろ★★

2018年01月12日 | アクション映画ーカ行

19歳で芥川賞作家となった綿矢りさの恋愛小説を実写映画化。突然告白してきた職場の同期と、中学時代から片思いしていた同級生との間で揺れ動く女性の暴走する恋の行く末を描く。初恋相手を思い出しては胸をときめかせ、毒のある本音を吐き出す不器用なヒロインを、『ちはやふる』シリーズなどの松岡茉優が好演。松岡とは『放課後ロスト』でも組んだ大九明子がメガホンを取る。

あらすじ:初恋相手のイチを忘れられない24歳の会社員ヨシカ(松岡茉優)は、ある日職場の同期のニから交際を申し込まれる。人生初の告白に舞い上がるも、暑苦しいニとの関係に気乗りしないヨシカは、同窓会を計画し片思いの相手イチと再会。脳内の片思いと、現実の恋愛とのはざまで悩むヨシカは……。

<感想>この恋、絶滅すべきでしょうか?“脳内片思い”の毎日に“リアル恋愛”が勃発!?・・・。昨年の暮れに、気になっていて鑑賞しなかったさくひん。ちょっと期待して観たのだが、ひねくれヒロインの主人公ヨシカに松岡茉優が扮している。彼女の素の表情みたいなそんな感じである。

ヨシカの好きなもの、ネットで宅配してもらうアンモナイトを、夜な夜な愛でる。どうしてこういう物が好きかって、絶滅動物を偏愛しているからだと言う。

閉じこもり女子によくあるお話。自己中ですよね、こういう女性は。男子から嫌がられるタイプじゃないでしょうか。それでも、職場の男子から交際を申し込まれるんだから、まだまだ捨てたもんじゃないよ。

片思いの中学の同級生のイチに、10年間自分が勝手に思っているだけで、相手には伝わってないのだから。それに国外に住んでいる元同級生を探し、勝手に名前を騙って同窓会を企画しながら、そのアカウントで辛いを呟いてしまう。自分勝手に作った同窓会なんですが、よくバレなかったのが幸いです。

実際に話をしていたのは、会社の仲良くしているクルミちゃんだけ。それに、ヨシカの一途な想いをよそに割り込んできたのが、会社の同期の男。彼女に告白して来た男をニと呼ぶ。彼女は男子をイチとか二番目だからニとか言っています。イチとは正反対で現実的な彼氏を演じているのは、ロックバンド“黒猫チェルシー”の渡辺大和。

それに、行きつけのウエイトレスの茶髪の女の子とも、映像内では彼女と話していますが、注文を取りに来ただけで何も話してはいない。

それに近所の釣り堀のオジサンもそうですから。

駅員さんとも話してはいません。ただすれ違う人たちに、自分だけの心の中で、頭の中で自分が想像した言葉を吐く会話劇となってます。

そして、ヨシカが突然歌い出す劇中歌。アフレコではなくいろんな場所で実際に歌ったというから驚く。幸せと絶望の日が多く、アップダウンの激しいヨシカ。確かに松岡茉優の独断場であり、ハマリ役だと思います。

 

彼女の存在そのものが、映画そのものとなって、だから映画の中の主人公のキャラクターや設定にウンザリしながらも、ズルズルと見てしまった。

ラストで、アパートのお隣さんオカリナに片桐はいりさんが扮していて、彼氏が出来たようで、それがコンビニの店員だったとは、恐れ入りました。この人達ともヨシカは脳内で勝手に話をしている相手だったとは、後で気が付きました。

 

一見、殊勝に嘆く初恋妄想女子のお騒がせコメディであり、適当な他人を相手にしたデッチあげの会話も、自分を肯定するための1人相撲で、松岡茉優が一人で喋りまくっているのだから。文字では表せない言葉の抑揚やスピードをコントルールすることで、本当だったらセリフ過多と思える説明的なセリフが、主人公のキャラクターを作り出しているようですね。タイトルの「勝手にふるえてろ」とは、最後にニと仲良くなったヨシカが、抱き着いて言うセリフがこれ。しかし、本当はヨシカの方に言いたいセリフだよね。

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