パピとママ映画のblog

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LAMB ラム★★★

2022年11月06日 | アクション映画ーラ行

                 

アイスランドの田舎で暮らす羊飼いの夫婦が、羊から産まれた羊ではない何かを育て、やがて破滅へと導かれていく様を描いたスリラー。「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」などの特殊効果を担当したバルディミール・ヨハンソンの長編監督デビュー作。
あらすじ:山間に住む羊飼いの夫婦イングヴァルとマリアが羊の出産に立ち会うと、羊ではない何かが産まれてくる。子どもを亡くしていた2人は、その「何か」に「アダ」と名付け育てることにする。アダとの生活は幸せな時間だったが、やがてアダは2人を破滅へと導いていく。
「プロメテウス」「ミレニアム」シリーズのノオミ・ラパスが主人公マリアを演じ、製作総指揮も務めた。アイスランドの作家・詩人として知られ、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の歌劇脚本を手がけたショーンがヨハンソンとともに共同脚本を担当。

<感想>「マヤの秘密」に続き、ノオミ・ラパスが主演と共に制作総指揮を務めたダーク・スリラー。羊から生まれた”何か”を育てる夫婦。ノオミ・ラパスが羊を抱いているポスターから不穏な雰囲気が漂っている。これも「羊から生まれた何か」ですから、どうしてもネタバレを書いてしまうことに。一番気になるネタバレは、中盤より前に明かされるんですけど、そこからが俄然面白くなりますのでご安心ください。

羊ではない何かが生まれて来てからは、その羊を我が子のように洋服を着せて、お風呂へ入れたり、食事も人間の食べ物を与える。だがその幸せな暮らしの先には驚くべき展開が待っていた。やがて、夫のイングヴァルの弟ペートゥルが訪れてアダの姿に困惑するが、彼もまた次第にアダと叔父と姪のような関係になっていく。穏やかで幸福な生活が続くかと思われたのだが、不審な出来事が続き、次第に不穏な空気が流れ始める。

監督のヴァルディミール・ヨハンソンは、2013年から15年にかけてサラエボ科学技術大学で開講された、名匠タル・ベーラ監督による映画製作の博士課程に在籍して、在学中に本作の構想に着手したそうです。

これまでに、「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」などで特殊効果を担当してきており、今回が長編監督デビュー。共演にはヒルミル・スナイル・グズナソン、ビョルン・フリーヌル・ハラルドソンなど、アイスランドの売れっ子俳優陣が顔をそろえている。

ロケーションはアイスランドで、最終的に決まったのは北部のフラガという農場。そこは20年以上もの間、人が住んだことがなく撮影に適した環境にするために時間がかかり、準備ができたのは撮影開始の2週間前だったそうです。

しかしながら、ストーリーと関係ないことには、とにかくアイスランドの大自然が美しすぎるので、本当にそれだけでもこの映画を観る価値があると思います。さらには、登場する羊たちはもちろんのこと、家族といる犬と猫までが名演技すぎて驚かされます。

とにかく、見慣れて来ると本当に子羊に洋服を着せたりしているので、可愛くて愛おしくなるのは間違いありませんから。亡くなった娘のベビーベットに寝ている赤ちゃん羊の可愛いことといったら。でも、妻のマリアが毎日のようにやってくる母親の羊の鳴き声に煩くなり、猟銃で撃ち殺してしまいます。これはちょっとまずかったのではないかと思いますね。

この夫婦の子育てに反対をしている夫の弟を帰して、夫婦で子羊を子育てしようと決めたのは人間のエゴだ。やはり神に逆らった行為は、罰をうけるのはしょうがないことだと。ラストが酷いことに、子羊の父親と思われる羊人間が猟銃を持って現れ、夫や妻を撃ち殺そうとするわけ。人間と動物の間にできる子供とは、現実にはあり得ないことで、実際に下半身が人間の女の子であり、マリアが夢中になるのは致し方ないところ。それでも、父親らしき羊人間が出てきたのには驚きもんでしたね。

 

 

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