パピとママ映画のblog

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ダイバージェント ★★★

2014年07月14日 | アクション映画ータ行
アメリカでベストセラーを記録した、ベロニカ・ロスの小説「ダイバージェント 異端者」を実写化したSFアクション。軍事や警察を統括するドーントレスを筆頭に、五つの共同体で社会が構成された未来を舞台に、いずれにも該当しない異端者と判断された少女が自身の宿命をめぐる戦いに身を投じる。監督は『リミットレス』などのニール・バーガー。キャストには『ファミリー・ツリー』などのシェイリーン・ウッドリー、『M:i:III』などマギー・Q、『愛を読むひと』などのケイト・ウィンスレットらが結集している。
<感想>原作は3部作だそうで、2作目の「ダイバージェント2 叛乱者」も、2作目の「Allegiant」もすでに発表済みとのこと。映画化は3部作前作を予定しており、3作目が前後編となって全4作となるそうです。もう撮影済みなのかどうか知りませんが、とにかく客の入りが悪くガラガラ空いてカンコトリ状態でした。これでも、続編作るって、日本じゃ人気ないけど、全米で興行収入あればいいのかもしれませんね。

物語は、最終戦争から100年後の近未来。人類は性格ごとに5つの共同体に分けられ、それぞれの役割を果たすことによって平穏な暮らしを送っていた。政権を運営する“無欲”=アブネゲーションの家庭に生まれたベアトリスは、一生に一度だけ行われる性格診断テスト「選択の儀式」を兄のケイレブと受けるが、検視官トーリ(マギーQ)の診断は“異端者=ダイバージェント”。本来ならば抹殺されるべき存在なのだが、トーリーはベアトリスを助け、結果を偽装してくれた。
そして、ベアトリスは憧れていた“勇敢=ドーントレス”に入り、名前をトリスと改名し、兄のケイレブも無欲を離れ“博学=エリュダイト”に身を置くことに。ベアトリスの入った「勇敢」は軍事・啓作の機能を担うため、激しい訓練が待っていた。そこで、教官のフォーは厳しくも温かい目でトリスを指導する。だが、教官の中にはエリックのような冷酷で情け知らずもいる。
トリスは“高潔=キャンダー”司法を担う、誠実な者の集団。から“勇敢”に入ったクリスティーナと共に訓練に励む。そこでの食事は、“無欲”にいたトリスは僧侶とおなじ質素な食べ物だったのに対して、お肉や贅沢な食べ物に驚く。
他にも“平和=アミティー”農業を担う、穏健派の集団“そして、”異端者“の他にも”無派閥=ファクションレス“という、かつては5つのいずれかに所属していたが、何らかの理由で脱落した者たち。いわゆるホームレスで、”無欲“の施しで生き長らえている。

時に、“勇敢”を訪れる“博学”の最高幹部ジェニーン(ケイト・ウィンスレット)は、何故かトリスの事を気に入っているようだが、“無欲”に対して反感を持ち、自分たちが政権を担おうと何やら画策しているらしい。エリックら“勇敢”の幹部の一部もそれに加担しているようなのだ。

それに、“勇敢”での訓練は、柔術や拳銃、それに、Ⅰ対1で戦うシーンもあり、成績が悪ければ“勇敢”から追放されてしまう。トリスは何とかパスしようと必死に訓練を続けるうち、“異端者”の抹殺についての話を聞く。兄のケイレブに会いに“博学”を訪れた日のこと、帰りを何者かに襲われ殺されそうになったトリスを、教官のフォーが助けてくれる。
そして、フォーは彼女が“異端者”であることに気づき、最終試験をパスするための方法を訓練してくれるのだ。マギーQのトーリといい、教官フォーといい、“異端者”に好意的な人間も存在しているのだ。その中で、次第にトリスとフォーは気持ちを通じ合わせるようになっていく。つまり恋愛感情ですね。

悪徳教官エリックのチームとの対抗戦(旗とり合戦)も、フォー率いるチームが、トリスが観覧車の上に登って敵の陣地を見つけ、旗を奪うべき作戦を練って見事に勝利を収める。まさか、フォーが高所恐怖症だったとは、トリスのお転婆娘に付きあい、観覧車に登ってビビる顔が面白い。

性格診断テストとは、頭脳の中に敵意があるかどうか、トリスはこのテストでカラスに襲われ、火が燃え盛る平原でその火を利用してカラスを追い払い、地面の下の水の中に潜りクリアする。その他にも、ガラスケースの中に入れられ、水が放水されて溺死寸前に、これは現実ではないとガラスを叩いてクリア。同じガラスケースの中に入れられ、放水されるも上着を放水されている穴に突っ込み穴を塞いでクリア。という、知恵があり判断力もある。

やがて、最終試験も通り、トリスは正式に“勇敢”のメンバーとなったのだが、時を同じくして“博学”が“勇敢”の一部を巻き込んで“無欲”に対する攻撃を開始する。トリスは“無欲”の幹部である両親を何とか助けようとするのだが、・・・。
その“無欲”を攻撃する“勇敢”の人たちは、首に自分の意に反して何でも言うことを利くような洗脳の注射をされて、まるでロボットのように“無欲”の人間たちを射殺していくのだ。これは“博学”の最高幹部のケイト・ウィンスレットが、自分の地位を剥奪されるのに怯えて抹殺してしまおうと計画したもの。
そのことに気付いた、トリスは“無欲”の人間を射殺する兵隊の中にいたフォーを、「貴方を愛しているのよ、目を覚まして」と言い続ける。そんな言葉で気が付くのだから、拡声器で大きな声で命令すれば襲撃を止めれるだろうに。いや、異端者だけには洗脳薬が効力ないのかもしれない。もっと異端者がいるはず、仲間を集めろ。

気が付いたフォーを味方に、トリスは両親を探すも父親はすでに死んでおり、母親も自分を庇って銃弾に当たってしまう。すなわちが最高幹部のケイト・ウィンスレットが謀判者であり、脳を支配しているシステム機械を止めないと、“無欲”の人間も、“無派閥”の人間も皆殺しにあってしまう。ケイトをナイフで仕留めたのはフォーであり、これから、ここを牛耳る人間は誰になるのだろうか、若い“勇敢”の者たちが列車に飛び乗り新天地へと向かう。

舞台がシカゴの巨大なフェンスに囲まれた街で、高層ビル街は荒れ放題。近未来の地球で生き残っていたのは、シカゴの町の人々だけなのだろうか?、・・・“勇敢”の若者たちを先頭に、高所から低所へとピョンピョンと飛び跳ねる、若々しい立ち回りは最高。それに、高速で走っている列車にも飛び乗り、飛び降りるし、もしかして、今後はフェンスを乗り越えて、ゾンビとか棲んでいる他の土地へと行くのかしら。原作読んでいないから、想像つかないし、何だか、3部作と豪語しているが、どうやら「エンダーのゲーム」のように、後が続かないのではないかしらね。

ヒロインのトリスを演じたシェイリーン・ウッドリー。ぽっちゃり系の活動派であり、『ファミリー・ツリー』では、クルーニーの娘役を演じた彼女。健気な少女が、訓練で鍛えられ殺人マシーンに仕上げられていく過程は、アジトの雰囲気からしてこんなの観たことアルアルみたいな。アクションシーンにしても、これまで観た『ハンガー・ゲーム』とは違って、若者なのにキレがないのが残念。
見所は何と言っても、その奇抜な設定で、16歳になった男女は、強制的に、たった一度の性格診断によって、5つの共同体に分類されるってこと。その後の転向は許されず、まさに運命を賭けたこの“選択の儀式”に、もしも自分だったらとどうするのって?・・・。
若者たちの物語のようなので、トリスとフォーだけでなく、他の男女の恋愛も見せればいいのに。それに、トリスとフォーがドラッグ注射でトリップするシーン、ビルの屋上みたいなところ、高所恐怖症の彼には辛い。
それでも、まだ1作目で始まったばかりなので、これからのトリスとフォーの二人の運命はどうなることやら、続きが観れるだけありがたいかもしれませんね。
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