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64−ロクヨン−後編 ★★★

2016年06月12日 | アクション映画ーラ行
人気作家・横山秀夫の傑作ミステリー巨編を佐藤浩市をはじめとする実力派キャストの豪華共演で映画化したミステリー・ドラマ。本作は前後編2部作の後編。警察庁長官の来県を目前に発生した新たな誘拐事件で県警全体に激震が走る中、さらなるマスコミ対応に追われる広報官・三上が迫る“ロクヨン”捜査の知られざる真相と、現在進行形で展開していく新たな誘拐事件の衝撃の顛末をスリリングに描き出していく。監督は「ヘヴンズ ストーリー」「ストレイヤーズ・クロニクル」の瀬々敬久。

あらすじ:平成14年12月。時効まであと1年と迫った“ロクヨン”の捜査員激励と被害者家族・雨宮の慰問を目的とした警察庁長官の視察が翌日に迫る中、管内で新たな誘拐事件が発生する。しかも犯人は“ロクヨン”と同じように身代金2000万円をスーツケースに入れ、父親が一人で運転する車で運ぶよう要求する。事件の性質上、広報室の三上は記者クラブと報道協定を結ぶ必要に迫られるが、肝心の捜査情報はほとんど提供されず、記者たちは一斉に反発、各社が独自に動き出しかねない危険な状況に。そんな中、一向に情報が出てこないことに自らも業を煮やした三上は、ロクヨン捜査にも関わった刑事部時代の上司・松岡が指揮を執る捜査車両に単身乗り込んでいくのだったが…。

<感想>ロクヨンの後編、期待して観ました。被害者家族・雨宮の慰問を目的とした警察庁長官の視察が刻々と迫る中、雨宮家へと何度も足を運ぶ広報官の三上の苦渋、それが急きょ取りやめになるとは。そのことを知らせにまたもや雨宮の家に足を運ぶ。

雨の夜に、雨宮の家の近くにある公衆電話ボックス、その電話のプッシュボタンのナンバーが剥げて消えかかっている。それは、もしや、雨宮だけが犯人の声を聴いたので、娘を殺した犯人を自分で、自分の耳でもう一度確かめたくて、14年間もの間、ぶ厚い電話帳をしらみつぶして調べて電話しまくり、やっとあの時の声、忘れもしない聴きおぼえのある犯人の声の男が耳もとで聞こえるのだ。三上は、そのことを知ったのがずいぶんと後のことだった。そういえば、自分の家にも無言電話が何度もかかってきたことを。

またもや14年前の誘拐犯と思われる事件が発生し、警察では、もしかして犯人は14年前の男ではないのか?・・・それは、その時の警察官では?・・・ということも考えてか、広報官のもとにはその被害者の名前も、犯人と思える元警察官だという名前も知らされず、匿名でと新聞記者に知らせるも、総スカンを食らってしまう。

記者クラブが広報官を前にして、県警に対する批判を罵倒する。どうしても、名前を明かせないし、広報官にも知らされていないのだ。
本当は、スポーツ店主の目崎正人に扮する緒形直人の娘が誘拐されたというのだが、この男が実は14年前の雨宮の娘を誘拐し、2000万円を強奪して、そのあとに娘を殺して車のトランクへ入れ、原っぱに放置したのだ。その昔と同じ現場に足を運ばせて、原っぱのドラム缶の中へ、2000万円の札束を放り込み、油をかけて燃やしてしまえというケータイからの連絡。

その電話が、元警察官の幸田一樹に扮する吉岡秀隆なのだ。犯人は、昔の盗聴機を操作間違い、犯人の声を録音できずに失態をやらかし、その後に警察を辞めて、スーパーの警備員の仕事をし、家族を養い、未だに14年前の事件が解決できなかったことが悔しく思っていた。

犯人を割り出した雨宮が、やっとその犯人を突き止めて、幸田に知らせたのだろう。私には、雨宮本人が実際に犯人の家へ、ヘリウムガスで声を変えて、娘を誘拐したと電話して、2000万円をあの時と同じデパートの大き目のスーツケースに入れて、喫茶店をハシゴさせて、美容院にも行かせて、自分がされた通りのことを指図したと思っていた。
最後の娘が車のトランクの中で死体となって発見された場所へと誘い出す。本当は、長女が誘拐されたというのだが、その長女は誘拐されていなく男と遊んでいて、警察に補導されていたのだ。

14年前と違い、今は捜査車両・トラックの中に監視カメラや盗聴器、無線機に犯人を追いかける車載カメラとか、何ともハイテクであり、これで犯人を逮捕できなかったらそれこそ、バカもんばかりだ。

大詰めで犯人を目の前にして、三上が目崎を追い詰める。紙切れに「小さい棺の中に閉じ込めてある」と書かれていたのを、目崎は紙を丸めて食べてしまう。そして逃げるのだ。追いかける三上、川に落ちてずぶぬれの2人が格闘する。
警察へ連れていかれる目崎だが、どういうわけか、釈放されるのだ。そのことを知った雨宮が、今度は目崎の下の妹を誘拐して、自分の家へ連れていき、放置する。三上がやってきて、娘を見つけてホットするも、そこへ目崎がやってきて、娘は何処だと叫ぶ。

これで、やっと犯人を取り押さえることができた三上は、もう広報官ではなく刑事に戻っていたのだ。警察を辞める決心がつき、妻と娘の帰りを待つ善き父親の顔になっていた三上。
ミラミッドのような縦割り社会の大企業に、お役所関係、警察もそうです。働いている人間の自分を保身する気持ちは分からなくもないが、これほどに過酷で厳しいとは、上に立つ人間の浅はかさの度量にイライラ感が募ります。

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