パピとママ映画のblog

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アド・アストラ★★★・5

2019年09月29日 | アクション映画ーア行

ブラッド・ピットが人類の未来を託された宇宙飛行士を演じる近未来スペース・アドベンチャー・ドラマ。太陽系の彼方で消息を絶った父の行方と、彼をめぐる人類の存亡に関わる大いなる謎を追って自ら宇宙へと旅立つ主人公の姿を、静謐かつ圧倒的スケールの映像美で描き出す。共演はトミー・リー・ジョーンズ、ルース・ネッガ、リヴ・タイラー、ドナルド・サザーランド。監督は「エヴァの告白」「ロスト・シティZ 失われた黄金都市」のジェームズ・グレイ。

<感想>必ず、見つけ出す。太陽系の彼方に消えた父の謎――。ブラッド・ピットが製作・主演し、トミー・リー・ジョーンズと初共演を果たしたスペース・アクション大作「アド・アストラ」。ラテン語で「星の彼方へ」を意味するスペースアクション。未だ人智の及ばない謎と神秘に彩られた宇宙空間を舞台に、ブラッド・ピット扮するエリート宇宙飛行士の壮大なミッションを映し出す。

あらすじ:そう遠くない未来、地球外知的生命体の探策に人生のすべてを捧げた父クリフォードに憧れ、宇宙飛行士となったロイが、上官からの驚愕の事実を告げられる。約30年前に宇宙に発ったまま消息を絶ち、死亡したと思われていたクリフォードが、今も生きているというのだ。しかも彼は、太陽系全体に計り知れない脅威をもたらす極秘実験にかかわっていたという。

かくしてロイは、その危険な実験の目的を探るために、そして父が失踪した本当の理由を知るために、宇宙へと旅立っていく。プロデューサーを兼任したブラッド・ピットとハリウッドの一流スタッフが志したのは、荒唐無稽なSFではなく、緻密な科学的考証をベースにしたリアルなスペース超大作である。

監督は「エヴァの告白」、「リトル・オデッサ」など重厚なドラマで絶賛を博してきたジェームズ・グレイが務める。「未だかつて観たことのない史上最高のリアリティのあるスペース・アドベンチャーを作ることが私のミッションだ」と語るグレイ監督が、観る者のロマンや知的好奇心を掻き立てる映像世界を構築し、予想不可能かつ臨場感あふれるスペクタルシーンで興奮を呼び起こす。

またアカデミー賞に輝く名優トミー・リー・ジョーンズが父親のクリフォードを演じており、ピットの初共演が実現した。地球外生命体の研究の情熱を燃やした宇宙科学者のクリフォードは、何故に禁断の極秘実験に携わったのか。そんな父を英雄として尊敬するロイは、苦難のミッションの果てに、どのような真実を目の当たりにするのか。

宇宙空間に突き抜けるほど巨大なアンテナ塔が建つさまや、地球外の天体上で繰り広げられるカーチェイスは、まるで空想の世界だが、現代のリアルな宇宙開発事情をベースに構築されている。グレイ監督が追求した、かつてないほどのリアリティに満ちた映像世界が観る者を圧倒させます。

地球上では、各地で火災や飛行機墜落事故が相次ぐ異常事態が発生していた。その原因が、“リマ計画”で、父が使用していた反物質生成装置にある可能性が浮上。宇宙の彼方から飛んできた”サージ”の影響であると言うのだ。ロイは真相を確かめるべく、月と火星を経由して、父が姿を消したとされる、地球から遠く離れた「海王星」を目指す。

その距離、地球1周約4万kmを1万周するほどの途方もない遠さなのだ!。壮大すぎる海王星への旅。ロイが捜索に向かう海王星は、太陽系の最果てにある惑星。その距離=約43億km。

伝説的な宇宙科学者として知られた父クリフォードは約30年前に宇宙に発ち、その16年後、消息不明になる。彼が司令官として参加した“リマ計画」”とは、地球外の知的生命の探索を目的としていたが、その成果はどうだったのか?そして父の身にいったい何が起こったのだろうか?

途方もない宇宙の彼方へと、父親を探しに旅をする息子のロイ役のブラッド・ピット。中々の宇宙飛行士の任務をこなして、ドナルド・サザーランドが一緒に行くと月までは同行したが、身体の変調を訴えて脱落。月では、世界各国からの基地があり、火星へむかうロケット発射台へ行く途中で、略奪者に襲われる。月には国境が無いため、紛争が絶えず、ロイたちは兵士の護衛に守られながら、無事発射台まで到着する。

その後、火星からのロケットには、搭乗させてもらえずイライラし、ロイは一人で発射台のロケットまで無謀にも近づき、火星までゆくロケットに乗ってしまう。ロケットの中にいる搭乗員たちと喧嘩になり、それでも自分は「海王星」まで父を探しに行くと言い切るのだ。火星から父に向けてメッセージを送るロイだったが、反応は無い。ロイは地球帰還の命令を受けるが、基地の責任者であるヘレンからリマ計画、そしてクリフォードのことを知るのだった…。

そこへ事故が勃発し、救難信号が出ている動物実験が目的の宇宙船の探索へ、ロイとタナー船長が向かうが…宇宙船の中で狂暴化した動物(ゴリラ)に襲われたタナー船長が死亡する。

そして、海王星に向かう宇宙船には核爆弾が積まれていると聞かされたロイは地球帰還の命令を受けていたが、ヘレンに頼み込み、海王星へと向かう宇宙船に乗り込むことに成功。ヘレンにはリヴ・タイラーが扮しており、あまり出番がない。乗り込む際に、クルーに殺されそうになり、アクシデントによってロイのみとなってしまう。

その後は、ロイは宇宙船を操縦し、海王星へ。小さな探査機で海王星の近くに浮上している父親の宇宙ロケット“リマ“と接近する。そして父を見つけて、地球へ帰ろうと言うも、「自分は地球外の知的生命の探索に来たので、ここで死ぬと」と言う。決心は固い父に、”リマ計画“を破壊しなけれが、地球が危険にさらされるということを話し、父の乗っている宇宙船を核爆弾で爆破してしまう。

ロイもそこから自分ひとりで地球へと帰還する最後は、まさか映画だから無事に地球へ帰還出来たのだと思わずにはいられない。ブラット・ピットの感情がこもった演技の中でも、全体的にくたびれたような、顔に表出するやや深いしわが哀愁を感じさせる。それがなんとも味わい深く感じた。

本作での、人類の未来が懸かった壮大なスケールのストーリー展開の中に、父子の情愛を追求した人間ドラマが描かれ、ひと時も目が離せないでしょう。「ゼロ・グラビティ」、「インターステラー」、「オデッセイ」と、世界的な大ヒットを飛ばした近年の宇宙探究映画の系譜に、新たに名を連ねる本作は、想像を絶するビジュアルによって観る者に極限のスリルとエモーションを体感させる。果たして地球から43億km離れた“星の彼方”には、いかなる未知の衝撃と感動が待ち受けているのか、まさしく究極の映画体験がここにあります。

2019年劇場鑑賞作品・・・140  アクション・アドベンチャーランキング

 

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