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ホームカミング★★★

2016年12月20日 | DVD作品ーな行、は行
仕事一筋に生きてきた男が定年退職後、かつては理想の町と呼ばれながら現在は老人街と化した町に活気を取り戻そうと、町おこしに奮闘する人情喜劇。高齢化するニュータウンを舞台に、セカンドライフを送る人々への応援歌を、「金曜日の妻たちへ」「理想の生活」の飯島敏宏監督が涙と笑いで描き出す。主演は、バラエティー番組などで活躍し本作で映画初主演を果たす高田純次。そのほか高橋惠子、竜雷太、黒部進らベテラン共演陣が脇を固める。
あらすじ:仕事一筋に生きてきた鴇田(高田純次)は、定年後は妻と共に第二の人生を過ごそうと張り切っていた。しかし、かつては理想の町と呼ばれ有名テレビドラマの舞台にもなった町は、今や平均年齢68歳の老人街と化していた。町に活気を取り戻すべく、鴇田は地元で出会った同世代の仲間たちと町おこしのお祭りを実現させようと奮闘するが……。(作品資料より)

<感想>これって2010年に劇場公開された作品なんですね。WOWOWで見ました。何だか同世代の主人公の生き方に、感動してしまって、と言うのも現在住んでいる町内会も高齢化が進んで、町内会の会合に参加する人達の顔ぶれも平均年齢70歳過ぎの方々ばかり。
その子供たちはというと、子供時代を過ごした故郷から離れて転勤をして行き、現在はついの棲み家としてその土地に新しい家を購入してそちらへ住んでいるのが現状です。
この作品の主人公は、定年退職後初めて町内会の会合に出て現実を知ったわけで、自分たちの手で何とか活性化させなくてはと、立ち上がったのですね。
主人公が高田純次さんなので、いつものイメージでいい加減でお笑いタレントだと思って見ていたら、結構真面目に演じて物語も人情ドラマのようになっています。

町おこしのためお祭りをすることがメインなのですが、そこに行きつくまでに誘拐事件とか、地域での細かい出来事に振り回され最後まで引っ張られていきます。
物語の展開はまるでサスペンス劇場のような、そんな雰囲気もありますが、しかし一戸建てに住んでいる方々の近所のお話で、地域の自治会などに参加したことがある人にとっては何となく気が付くはずです。
他愛もない日常の出来事を描いていく物語は、いつも見慣れているテレビドラマのようでもあり、でも本筋は町おこしのお祭りで、日本の懐かしい昭和の時代が戻ったようなノスタルジックな印象を受け、心がほっこりと温かくなるような感じがした。

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