パピとママ映画のblog

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高台家の人々 ★★★

2016年06月05日 | アクション映画ーカ行
「ごくせん」「デカワンコ」などで知られる漫画家・森本梢子の人気作を実写化したロマンチックコメディー。妄想癖のあるOLとテレパシー能力を持つエリートサラリーマンの恋を、彼の家族との騒動を交えながら映す。メガホンを取るのは『謎解きはディナーのあとで』シリーズに携った土方政人。『映画 ひみつのアッコちゃん』などの綾瀬はるかが主演を務め、『虎影』などの斎藤工をはじめ、水原希子、間宮祥太朗、大地真央、市村正親らが名を連ねる。大笑いしながらも、さまざまな障害を乗り越えていく主人公たちの姿に胸を打たれる。
あらすじ:何かと妄想しては自分の世界に夢中になってしまう癖のある、OLの平野木絵(綾瀬はるか)。さえない日々を送っていたある日、彼女の勤める会社にニューヨーク支社から高台光正(斎藤工)が転勤してくる。ばく大な資産を抱える名家・高台家の長男にして、東大卒業でオックスフォード大留学の経験もあるエリートの彼が、なぜか木絵を食事に誘う。驚く木絵だが、光正はテレパシー能力の持ち主で、彼女の妄想をのぞくうちにその純粋な心に魅力を感じるようになったのだ。二人は次第に心の距離を縮めていくが……。

<感想>妄想炸裂女子と人の心を読めてしまう完璧男子の恋の行方は?・・・。いや面白かったですよ。少女漫画特有の描写ですが、主人公の平野木絵の目線で描かれている話で、演じる綾瀬はるかさん、ぴったりのキャスティングでしたね。

綾瀬はるか演じる木絵の妄想シーンたるや、バリエーションが豊富で壮大だったりシニカルだったりと笑える見どころが満載ですから。その妄想を具現化するために幅広いコスプレを披露する斎藤工と、もはやコスプレを超えて特殊メイクをされても何役もこなす塚地武雄のふっきった演技も最高。コロボックルの小人が良かった。

特に牛丼屋で突如湧き出る木絵の妄想の中で、初めに光正の斎藤工が店員で出て、次に塚地武雄が出るところ。「つゆだく」と聞かれて、彼女がセクシーに言う人いないわさ、というほどの色気ボイスを発する斎藤工さん。

笑えるところは、1000年近く生きているヴァンパイア一族に違いないと妄想。祖母がイギリスの貴族だから、孫も貴族でと、自分はお姫様ふうに悪人から守ってくれる妄想とか。それに、大正時代の呉服屋の息子を光正に見立てて、木絵がお手伝いになり二人の駆け落ちでしょうか、まるで「金色夜叉」みたいな妄想であり時代劇みたいで、お坊ちゃんだから力仕事できないしね、食べていけないでしょう。それに、得意の水泳、平泳ぎでオリンピックで金メダルを取るために猛練習するという場面は、絵画で美術的に済ませるのも何だかね。

初めは綾瀬はるか演じる妄想好きのヒロイン平野木絵と、斎藤さん演じる人の心が読めるテレパシー能力を持った光正との恋愛が軸なんですが、コメディタッチで笑えるシーンが多くて面白い。
後半は、意外なほどヒューマンな家族の物語となっていくところ。確かに綾瀬はるかの妄想シーンの笑える要素も多いですが、好きな相手と出会えることの大切さや、人間の本音が聞こえる能力、テレパスの3兄弟の心を理解する側に立つようになっていく。

ですがヒロイン平野木絵には、彼が何を考えているのかが分からないので、心を乱されます。だから、結婚が決まると木絵は心を閉ざしてしまい、光正には彼女の頭の中が見えなくなってしまう。

だから、最高の結婚式のシーンで、妄想女子は玉の輿ゴールインを拒否したはずなのに。彼女はやっぱり結婚できないと断ってしまい、会場から出て行ってしまう。こんな状態で結婚して、高台家に嫁いでもきっと幸せにはなれない。姑の大地真央さんも、意地悪な姑を演じて厳しい言葉を投げかけるし、とてもいくら光正を好きでも息が詰まるほどの生活はできないのだ。唯一の味方は、イギリスの祖母だけ。

田舎に引っ込み、姿を消した木絵は、もう光正とは会うこともないのだろうか。イギリスの祖母が心配して、手紙を木絵によこした。ロンドンへ向かう彼女、待っていてくれた光正、彼のような頭脳明晰で心が読めるテレパシー能力を持った男性には、どちらかというとこういう田舎での素朴な娘で妄想女子の方が笑って毎日が楽しく暮らせるっていうもの。まぁ、今時の女子はここまでメルヘンチックじゃないのではといいたいのだが。

女性は妄想する人多いのではないかしらね。それは可愛いもんでしょうに。そんな頭の中読み取られたら嫌ですよ。弟の和正を演じた間宮祥太朗さんと、妹の茂子に扮した水原希子さんも良かった。2人ともテレパスで木絵の脳内チェックするのだけど、木絵の妄想シーンが面白いので笑ってしまう。
最後がみんなハッピーエンドで丸く収まって、良かったです。

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