パピとママ映画のblog

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GODZILLA ゴジラ ★★★★★

2014年07月27日 | アクション映画ーカ行
怪獣映画の傑作として映画史に名を残す『ゴジラ』を、ハリウッドが再リメイクした超大作。突如として出現した怪獣ゴジラが引き起こすパニックと、ゴジラの討伐に挑む人類の姿を壮大なスケールで活写する。メガホンを取るのは、『モンスターズ/地球外生命体』のギャレス・エドワーズ。キャストには『キック・アス』シリーズなどのアーロン・テイラー=ジョンソン、『ラスト サムライ』などの渡辺謙ら実力派が結集。ゴジラの暴れぶりもさることながら、凶悪度の増したデザインに息をのむ。

<感想>日本が誇る特撮映画の金字塔「ゴジラ」。ハリウッド版の最新作を観てその偉大なる価値を再認識させられました。とにかくもう圧倒させられますから。背びれから見せるゴジラ、そして大きな脚、ゴジラの全景が現れると重量感のある動きに「着ぐるみ」のような感じが意識され、オリジナルファンには感無量ですから。
CGで映像化されたゴジラだが、怖さも申し分なく、口から出す咆哮や熱線の放射がここぞと言うタイミングで、思わず拍手したくなりました。

時は1999年、フィリピンの採掘場で崩れ落ちた地帯から、放射性物質を大量に含んだ巨大な生物の化石のような骨と胞子のようなものが発見される。研究機関のモナークの芹沢博士(渡辺謙)とグレアム博士(サリー・ホーキンズ)は、ここから何か想像を超える大きなものが海に向かって通過した形跡を見つける。海に消えたそれは一体何か?、謎めいたオープニングから見る者の期待感を煽りまくります。

同じころ、日本にある原子力発電所の町が地震のような恐るべき事態に見舞われる。そして、街に向かって接近して来る正体不明な振動。ここに勤務している科学者ジョー(ブライアン・クランストン)は、嫌な予感を覚える。ほどなく発電所を襲う激震。原子炉の点検に向かったジョーの同僚にして妻であるサンドラ(ジュリエット・ビノシュ)は、この最中に命を落とすことに。ジョーに大きなトラウマを残し発電所は崩壊。パニックと悲劇が交差する印象深いシーンであります。

それから15年後、アメリカ軍爆発物処理班の隊員である、ジョーの息子フォード(アーロン・テイラー=ジョンソン)は、日本で暮らす父を訪ねる。原発崩壊事故の原因を調べようと侵入禁止区域に足を踏み入れた二人は、拘束される。二人はその地帯が放射能汚染されていないことに気づくが、廃墟のはずの原発跡に新たな研究所が出来ていた。そこには、巨大な生物を内包したサナギのようなものが、・・・いよいよモンスター出現で興奮度が否応なしに増して行きます。

サナギの中から目覚めた「ムートー」と名付けられた翅を持つ巨大生物。このサナギを管理していたモナークの芹沢博士らは、フォードを連れて東へと飛び立ったムートーの後を米軍空母サラトガで追跡する。そこで、フォードが芹沢から聞いたのは、第二次大戦によって各国が核開発に乗りだした頃、地中深くから古代生物が甦ったという話だった。ここにきて芹沢の口から発せられる「ゴジラ」の言葉に息を呑む。果たしてゴジラとムートーの因縁とは?。

米軍はモンスターが核爆弾で殲滅しようと画策するも、核弾頭を載せたサンフランシスコ行の軍用列車にエキスパートとして同乗するフォード。その途中で、ムートーによる電磁波攻撃を受け電力障害が発生。動けなくなった列車をムートーが襲撃し、核弾頭の一つを奪い去る。人間対ムートーのリアルな戦いがスリリングです。フォードには、妻子の待つサンフランシスコへ帰還するという使命もあり、彼のヒロイックな活動が満を持して展開する。

フォード役のアーロン・テイラー=ジョンソン、アメリカ軍の爆発物処理班の兵士ですが、実戦を想定してのトレーニングに励んだというだけあって、筋肉モリモリの身体してましてね。次回は「アベンジャーズ」の続編に出演するというから期待できますね。

それと、妻役のエリザベス・オルセンの演技は、あのウルウルと涙を堪える演技ですかね、それに、次回作では「アベンジャーズ」でアーロン・テイラーと双子の兄妹を演じるという、超大作が待ってます。

ハワイ危機一髪!・・・放射能をエネルギー源とするムートーは、原子力潜水艦を襲って核弾頭を喰い、ホノルルへ上陸。同じ頃、ワイキキの浜辺に津波が押し寄せ、もう一体の巨大生物が現れる。これが「ゴジラ」なのである。
その時、ハワイの空港に到着していたフォードは、ゴジラの巨大さに唖然。これぞモンスター映画の醍醐味という破壊シーンがついに登場。そして、ゴジラ対ムートーが運命のバトルを開始する。対決の最中にムートーは東へと向かうが、その隠された目的にもまたもや驚愕ですから。

と、ここまでは、物語りの一部なのですが、これからが大変なことに。ゴジラに対して雄と雌のムートーが出て来て、ゴジラは窮地に追い込まれてしまうのですから。つまりは、何故ムートーが核弾頭を欲しがるのか、それは映画を見てのお楽しみということで。
日本人として「ゴジラ」を観るのは久しぶりなので、つい応援したくなりますね。結局はゴジラは、当初人類が繰り返す“核開発”時代の申し子のような存在だったわけで、オリジナル版では水爆実験により、海中深く眠っていた古代生物が怪獣「ゴジラ」となり、日本に出現。圧倒的な破壊力で東京の町を焼け野原にしてしまい、人間社会を破壊するモンスターだったのです。

しかし、記念すべき日本で1954年に産声をあげた「ゴジラ」の映画で描かれていたのは、まだ記憶に新しい第二次大戦の広島、長崎の原子爆弾投下という惨劇の再現。ゴジラは原爆や大空襲といった戦争へのメタファーであり、さらにはビキニ環礁水爆実験による日本の漁船被ばく事件など、人類が自然に対して行った愚かな行為に対しての怒りのメッセージまで備えた存在であり、人間たちへの警鐘でもありました。
ただし本作では、ゴジラとムートーの戦いは、ちゃんとやっていたと思います。ゴジラも恐竜の延長ではなく、怪獣として描いているので、原子炉のほとばしるような青白い色を放っていて、よく研究している感心しました。それに、ここでは、ラストに感動する「ゴジラ」は人類の救世主だったのではないかという台詞に胸が熱くなります。
ムートーに関しては、空を飛ぶキャラクターなので、始めはバッタかカマキリのような昆虫型怪獣と思ってましたが、モデルは「ステルスの戦闘機」だったという。直線的なデザインで爆弾を運ぶというイメージも、ムートーが核弾頭を奪うことでも納得できます。

しかも、ゴジラに立ち向かう人間のドラマではなく、ゴジラを自然の脅威とすることで、よりシンプルな形で家族という普遍的な絆の物語を展開させるなど、原発事故に巻き込まれた母親が残す息子への思いと、愛する妻を亡くしたショックから狂信的とさえ思えるほどに真実を追い続ける父親の姿。愛する家族を守るために、戦いに巻き込まれながらも妻と子の元へと急ぐ若き兵士と、自然災害に翻弄される人間ドラマとして胸に迫ってくるはずです。そして、「ゴジラ」映画だからこその反核メッセージとしても受け取れますね。
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