パピとママ映画のblog

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イコライザー ★★★.5

2014年10月26日 | アクション映画ーア行
どんな裏仕事も19秒で完遂する元CIA工作員にデンゼル・ワシントン、娼婦(しょうふ)の少女にクロエ・グレース・モレッツがふんしたアクション。ホームセンターの従業員として働く元工作員が10代の娼婦(しょうふ)と出会ったことをきっかけに、警察が関われない不正を始末する仕事請負人となる姿を追う。監督は、『トレーニング デイ』、『エンド・オブ・ホワイトハウス』などのアントワーン・フークア。演技派デンゼルのクールなアクションと、クロエの娼婦(しょうふ)役への挑戦が見どころ。
あらすじ:ホームセンターに勤務するマッコール(デンゼル・ワシントン)は、かつてCIAで名をなせた工作員であったが引退し、ひっそりと生活していた。深夜のカフェで知り合った、少女の娼婦テリー(クロエ・グレース・モレッツ)が、ロシアンマフィアにひどい扱いを受けているのを知ったことから、マッコールは自分にしかできない仕事をすることを決意。それは、警察が手出しできない不正を瞬く間に解決へと導くことだった。
以来、正義感に目覚めたマッコールは、善良な市民を標的にした悪党を完全に抹消する“仕事人”として暗躍するようになる。
だが、彼の完璧な仕事ぶりに目をとめたロシアン・マフィアの刺客がマッコールに襲い掛かってくる。

<感想>原案が1980年代に人気を博し、日本でも深夜帯に放送されたTVシリーズ「ザ・シークレット・ハンター」。昼と夜の顔を持つ元CIAの男が警察が介入できない悪事を解決するという。均衡をもたらす者“イコライザー”として、弱者を虐げる悪を容赦なく抹殺する元CIA工作員の活躍を描いている。
注:イコライザーとは、一般的には音質を平均化させる音響機器を指すことが多く、本来の意味は“均一化(イコライズ)させるもの”。ですが、本作の場合は、はびこる悪を抹消して、社会を平穏化し、人々を安心させる人物、という意味で使われているそうです。

いつものデンゼルとは違って、ギラツカせる眼光にこれはヤバイものを見たと思った。御年59歳になるというのに、俊敏な身体能力を駆使して、相手の急所を狙う肉弾戦から、銃など武器の巧みな使い方まで、ハードなアクションの殆どを自らこなしたそうです。もうすぐ還暦とは思えない肉体のキレに驚くばかりですよね。
主人公のマッコールは、昼間はホームセンターで真面目に働き、夜は眠れないのか基本的には、近所のカフェで読書する地味な印象の男である。しかし、警察の手も及ばない悪の存在を知れば、そいつらを始末する孤高の“仕事人”に変貌する。お金は取らない無料報酬だ。
イコライザーのここが凄い!・・・瞬時に状況を判断して、相手の動きを先回りして予測する。だから、最適な対抗策を一瞬のうちに考え行動に移す。相手が複数でも、あらゆるパターンをシミレーションして何でも武器にしてしまう。それに、切り傷なんかは、蜂蜜を沸かして塗ってしまえば直ぐに治る。これって本当なのかなぁ~、試してみようっと。

だから、敢えて銃やナイフなどの武器をいっさい携帯していない。戦いの場では、敵の所持品や、周囲にある日用品を利用して戦う。これは証拠を残さないため。場合によってはグラス、灰皿、花瓶、フォーク、カナヅチやハンマー、ワインの栓抜き、電気ドリルにバーナーなどの職場の商品を利用する。ここでも、よく使われる電子レンジにスプレー缶を入れて爆発させるのもお手の物。

刃向うものには容赦しないが、無抵抗の者にはチャンスを与えるのが、マッコール流なのだ。ショ場代をせしめている悪徳刑事には、返金を迫り、それが実行されれば見逃すことも。“正しいことをしろ”が仕事上の信念なのだ。
ロシアン・マフィアのアジトでは、複数のギャングに囲まれるが、慌てず騒がず状況を把握し、腕時計のストップウォッチを“オン”にして、俊敏に立ち回り敵を全滅させるまでの所要時間は、わずか19秒という、まさに必殺!!

それに、「キック・アス」の美少女、クロエ・グレース・モレッツが、マッコールの眠れる正義感を呼び覚ますきっかけとなる。ロシアから歌手を夢見て渡米して来た。ところが、ロシアン・マフィアに拘束され、売春婦として働いている。ここでは娼婦役を演じているクロエちゃん。撮影当時は16歳だったそうで、肌を露出させ、あどけない顔立ちに濃いメイクを施した痛々しい姿に、どんな役にもチャレンジ精神が見えて応援したくなります。

ロシアン・マフィアのアジトである高級クラブに、乗り込んだマッコールが彼らを一瞬のうちに叩きのめす。その事実を知ったロシアン・マフィアの元締めは、かつてない敵がいると警戒し、ロシアから手下を派遣する。その中に、残忍かつ冷酷な元KGBのテディがいた。

娼婦の女を虐めて、マッコールの存在に気付いたテディが、あらゆる手段を用いて徐々に追い詰めて来る。ホームセンターでの戦いは、マッコールにとっては好都合の場所。自分の庭みたいな、その辺にある道具を使ってのアクションは、ジャッキーやジェイソン・ステイサムのようなキレのあるアクションで満足しました。
ですが、巧みにかわすマッコールの腕に、テディは本性を表して襲い掛かる。しかし、ホームグランドなので、テディを仕留めるには大丈夫でした。彼らがタンクローリーで石油を売買していると聞き、そのタンクローリーを次々と爆破させる凄まじさ。
それから、ロシアへ向かい、元締めの爺さんの屋敷へと侵入する。

相手もびっくりですよね。まさかここまで来るとは思ってもみなかったのでは。だから、「金か、金ならいくらでも払ってやる」とほざく元締めに、平和のために死んでもらうとばかりに、シャワーを浴びていたところだったので、洗面所の水を出しっぱなしにして、感電死という必殺の仕方。
これまでにない、ハードアクションの数々に呆気にとられ、孤高の鮮やかなアクションに、観ているこちらはスクリーンに釘付け状態でした。たしか、「トレーニング デイ」で、悪徳警官役で反省の余地なしの悪に染まり過ぎで、オスカーを受賞しているデンゼル。一匹オオカミという設定も、強迫性障害という要素を加え、多面的なキャラを演じているのも頷けます。
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