パピとママ映画のblog

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G.I.ジョー バック2リベンジ ★★★★

2013年06月12日 | アクション映画ーサ行
1980年代の人気テレビアニメを原作にした、ヒット・アクションの続編。国際テロ組織コブラによって壊滅状態に追い込まれた機密部隊G.I.ジョーが、リベンジを果たしながらコブラの世界征服計画を打ち砕くために奔走する。前作に引き続き、『君への誓い』のチャニング・テイタム、『悪魔を見た』のイ・ビョンホンが出演し、『スコーピオン・キング』のドウェイン・ジョンソン、大御所ブルース・ウィリスが加わって物語を盛り上げる。断崖(だんがい)絶壁を登りながらの肉弾戦や変形するバイクなど、迫力のアクションや驚異のガジェットも次々と登場。
あらすじ:国際テロ組織コブラの一員ザルタン(アーノルド・ヴォスルー)がアメリカの大統領(ジョナサン・プライス)に成り済まし、宿敵である機密部隊G.I.ジョーの抹殺命令を下す。パキスタンで任務に就いていたG.I.ジョーの面々は壮絶な襲撃を受け、ロードブロック(ドウェイン・ジョンソン)をはじめとする数名を残して壊滅。彼らが絶体絶命に陥っている中、コブラは世界の主要都市を侵略し、ついには核爆弾をロンドンへと落下させる。コブラと戦いたくとも為すすべのないロードブロックたちは、G.I.ジョー初代長官のジョー(ブルース・ウィリス)の助けを得ることにする。

<感想>待ちに待ったアクションもの、それも初代ジョーにブルース・ウィリスという大好きな俳優なので期待が膨らむ。冒頭で、G.I.ジョーが38度線を突破して北朝鮮に殴り込むシーンから、ラストの世界征服を企む悪の組織コブラとの全面対決シーンまで戦争映画です。スパイ映画、筋肉アクション映画、カンフー映画、ニンジャ映画などメチャクチャに面白いアクションが満載。
しかし、この映画の最初に、ザルタンがアメリカ合衆国大統領に成りすまし、「G.I.ジョーは世界平和を脅かすテロ集団です」と発表。米軍を使ってG.I.ジョーを急襲。早くもG.I.ジョー集団は全滅してしまうのだが、そのきっかけは人工ホタルの飛行だったとは。砂漠の夜を光る昆虫が飛んでいて、それを見たドウェイン・ジョンソン演じるロードブロックが、顔をしかめるのを一瞬映す。ここでかれは、罠にハマったことに気が付くのである。このホタル型の発光小型爆弾が、次にはいつ登場するのかワクワクしていると、嬉しいことに、やがてうじゃうじゃと飛んで来ることになる。
さらにはストームシャドウやコブラコマンダーたちが復活。かくして再結成したコブラは、大統領パワーをフルスイングして、アメリカを好き放題に操るようになる。次なる野望は世界征服、どうなるの地球は?・・・。もちろん大型の最新戦車とか、人工衛星から発射される核ミサイルがロンドンのビッグベン(今は違う呼び名)地帯を破壊する凄さ。それに地球全体を破壊するメカがこれでもかと言うほど登場するのだが、一番魅力的に映ったのがこの最小ガジェットであるホタル型爆弾がいいよね。

しかも、前作以上に面白くて、ちなみに前作でセンターを務めたチャニング・テイタムが、今回はあんまり活躍見せません。ていうか、すぐに死んでしまうんですから。仕方がありませんね、この作品はキャラが立ったメンバーばかりなので、エピソードごとに主役が代わるのはお約束ですものね。そんなわけで、今回センターを務めるのが、ザ・ロックことドウェイン・ジョンソン。一時はシュワちゃんの後継者とまでいわれながらも、案外作られていなかった。そのザ・ロックの筋肉コマンド一直線ムービーが本作で遂に実現というわけ。
劇中でバカでかい機関銃を乱射する筋肉ロック。「パニッシャー:ウォー・ゾーン」のレイ・スティーヴンソン演じる破壊工作のプロ、ファイヤーフライ相手に、プロレス対決するんですから。秘密兵器の武装マシーンに乗って、コブラが誇る特殊戦車H.I.S.S.タンク軍団をサーチ&デストロイするザ・ロック様。さらには、「リベリオン」でお馴染みの銃撃戦と格闘技を融合した燃える戦闘スタイル、ガン=カタならぬガン=レスリングを披露。

などと、遂に本領発揮したロック様の魅力を存分に堪能できる映画になっています。もちろん、ブルース・ウィリスの出演も飾りじゃございません。しかし、「ダイハード」ほどじゃない。それに、スネークアイズやイ・ビョンホン演じるストームシャドー。今回の彼は想定外のかっこよさ、いちいち裸になって肉体美を見せつけなくても、一匹狼のようなライバルキャラで大活躍。
対するスネークアイズもただの黒いゴム人間じゃございません。背が低いレイ・パークがたまにキズ、ですが最強の戦闘スキルを誇る忍者戦士なのだ。今回はとにかく武装スタイルで大暴れ。ニンジャ戦士がハンパなく出てきての活躍も、大幅に増量で見ごたえあり。
がっかりしたのは、大都会の東京の高層ビル群を見せたのに、次の画面では日本庭園じみた剣士たちの訓練所が映って、その人工着色的お伽噺な風景には、いつもながら箱庭を眺めている気分にさせられる。そうかと言えば、ヒマラヤにそびえる山の中腹に、ちょいと突き出たコブラの本部のような建物は、秘密の理想郷シャングリ・ラのように美しく、これも可愛らしく箱庭ふうで、ハリウッドのアジア幻想は21世紀になっても変わりませんね。
そして、ここで展開される死闘は、忍者集団がワイヤーを支えに飛び交う空中戦になっている。まさかの、トム・クルーズの「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」の高層ビルの窓渡りのように、忍者集団のワイヤーに吊るされながら見事な岸壁を渡る宙乗り活劇を見せてくれる。
そしてクライマックスでは、ホワイトハウスがコブラに乗っ取られ、合衆国大統領もどきが、集まった核保有国の首脳たちを脅迫する場面もある。情けない国の代表たち、存在感がないのに笑ってしまったが、これはこの映画による世界情勢の風刺なのかもしれない。主役のドゥエイン・ジョンソンは、存在感とユーモアがあって悪くはない。この映画の初めに北朝鮮境界の場面がでてくるが、一緒に鑑賞した「エンド・オブ・ホワイトハウス」にも、北朝鮮の襲撃のお話。同じ時期に北朝鮮とは、ハリウッドは新しい悪役を見つけたのかもしれませんね。とにかく偏差値は低いが、テンションとクオリティは異状に高く仕上がっているのでご期待を裏切らないでしょう。
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