パピとママ映画のblog

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43年後のアイ・ラブ・ユー★★★

2021年01月30日 | アクション映画ーヤ行

         

「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」でカンヌ国際映画祭男優賞を受賞し、アカデミー賞にもノミネートされた名優ブルース・ダーンが主演を務め、アルツハイマーで過去の記憶が失われた元恋人に思いを伝えようと奮闘する老人の姿を描いたハートフルドラマ。

あらすじ:妻に先立たれ、ひとり気ままな老後生活を送っていた70歳の元演劇評論家クロードは、昔の恋人で人気舞台女優のリリィがアルツハイマーのため介護施設に入ったことを知る。もう一度リリィに会いたいと考えたクロードは、自身もアルツハイマーのフリをして同じ施設に入居するという大胆な計画を実行。リリィと再会を果たすことに成功するが、リリィの記憶からクロードの存在はきれいに失われていた。そんなリリィに対し、クロードは毎日のように2人の思い出を語って聞かせる。そしてある日、かつてリリィが演じたこともあるシェイクスピアの「冬物語」を施設で観劇することなり、クロードは孫娘と一緒にある作戦を立てる。

<感想>なんとも奇抜な発想のラブストーリーなのだが、この男クロードを演じているのが名優ブルース・ダーン。「華麗なるギャツビー」や「帰郷」でゴールデングローブ賞、アカデミー賞にノミネートされたこともある名優なのだ。

恋人だった舞台女優リリィの心からは、クロードの記憶は消え去っているのだが、それでもなんとかもう一度だけ愛を伝えたい一心で、クロードがリリィに若かった二人の懐かしい思い出を伝え続けるのだが、・・・。

デートを重ねたニューヨークとパリ、一緒に聞いたガーシュインの曲、思い出の花ユリの香り、リリィからクロードに宛てられた最後の手紙等々。

そしてかつてリリィが演じたシェークスピアの「冬物語」。その「冬物語」を施設で観劇することになり、クロードは孫娘とある計画を実行することに。

その結果は観てのお楽しみなのだが、とにかくこのクロードの振る舞いがロマンチックで、かつ泣かせてくれるのだ。実は、リリィには夫がいる身で、かつての別れもそのせいなのだった。何故に彼は、そうまでにして、かつての恋人リリィに逢いたかったのだろうか?・・・。人が人を想うことの尊さが、優しく胸を満たしてゆく。

だが、クロードの想いはそんな障害もなんのそのと、一途に突き進んでいくのは、それこそ老い先短い人生で後悔を残したくないからなのだろう。

リリィー役のカロリーヌ・シロルは49年生まれの70歳、クロードの親友で施設入りを手伝うシェーン役のブライアン・コックスは、46年生まれの73歳、どちらもベテランらしい味のある演技派であります。

特にカロリーヌは、アルツハイマーという設定なので、心ここにあらずといった風情が可愛らしく感じられる。人生、何歳になっても諦めることはないのだからと、語り掛けてくれる老年の指南書的な作品なのだ。

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