パピとママ映画のblog

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エターナル★★・5

2018年02月27日 | アクション映画ーア行

韓国を代表する国際派スター、イ・ビョンホンが、これが長編デビューとなる新人監督イ・ジュヨンの才能を高く評価して主演した異色のラブ・ストーリー。ある日突然、すべてを失った男がある秘密を抱えて辿る切ない運命を描く。共演はコン・ヒョジン、アン・ソヒ。

あらすじ:証券会社の支店長カン・ジェフンは、英語教育のために息子と妻スジンをオーストラリアに留学させていた。しかしある日、会社が不良債権を抱えて破綻してしまう。収入はおろか、地位も信用も一瞬にして失い、打ちひしがれるジェフン。失意の中で妻子のことを思い、彼らが暮らすシドニーへと向かうのだったが…。

<感想>久々のイ・ビョンホンのラブストーリー作品。以前は結構好きな部類に入る俳優さんでしたが、最近は結婚してからアクションも派手に動かないし、昔のラブストーリーでは色っぽい顔をしていたと思う。ちょっとは期待をして鑑賞したものの、冒頭から、証券マンのジェフンの会社が、不良債権を抱えて破綻してしまうショッキングな場面から始まる。

土下座をして顧客に謝る姿、これから自分はどうしたらいいのか、戸惑いながらも、息子の教育のために妻と一緒にオーストラリアに留学させていた。その費用も送金できなくなるし、自分はオーストラリアへ行って何か転職に就くかなんて予想も出来ない。

憔悴の男カン・ジェフンをイ・ビョンホンが演じているのだが、仕事も忙しく食事も適当で夜も睡眠不足というアクシデントが続き、その夜は、お寿司を注文して配達させて一人で2つぐらい食べるも、疲労こんぱいに精神状態も普通じゃなく、医者から貰った睡眠薬を多量に飲み机の上で寝てしまったみたいだ。イ監督によれば「実は、そのシーンの当日か前日か翌日がジェフンの誕生日という設定で、お寿司は、誕生日に食べるはずのものだったんです」とのこと。息子からのバースデーカードを見ながら寿司をつまむジェフン。

そこからが突然、夢の中なのか、一人で家族のいるオーストラリアへと飛行機で向かうジェフンの姿が。自宅のPCでシドニーで妻子が住む家の住所をグーグルアースで検索すると、家の中に入ろうとする妻子の姿が映って見えた。今直ぐに会いたい!

そこへ、荷物も持たずに飛行機で会いに行くのだが、この辺から違和感がありありで、タクシーで家まで行くも玄関のベルを押さずに、家の周りをグルグル回っている。そこへ、妻と息子に、オーストラリア人の男が娘と一緒に帰って来る。それは、和気あいあいで妻も笑顔で楽しそうに見えた。自分が一生懸命に韓国で働いて仕送りしているのに、妻は男とまるで家族のように仲良く笑って楽しそうなのを見て、彼には嫉妬心も芽生える。

毎日のように家族のもとを訪れたジェフンが目撃したのは、現地の男性と寄り添う妻の姿。普通なら堂々と玄関から入り、妻の不貞を解明してもよかろうに。

そして、空港の近くで会うワーホリで働く、若い女ヒッチハイカーの女子学生のアン・ソヒが困っているのを見て、つい力になってあげる。お金も渡すし、友達の家まで付いていくし、その友達はどうやらそういう学生の女の子を騙して、金を吸い上げる専門の悪い男たち。この女の子もオーストラリアのカン・ジェフンの家まで来るのだが、家で飼っている子犬が懐いてるのだ。この女子学生には「新感染 ファイナル・エクスプレス」の女優アン・ソヒが扮している。

夫なのにどうして家の中へ入らないのかに不審感が募る。隣のお婆さんがいう、どうして家の周りをうろつくのかと、まるで泥棒みたいだともいう。そのお婆さんもとっくに亡くなっていた近所のお婆さんなのだ。

泊まるのが、オーストラリアで知り合った韓国の女の子と一緒に安宿へ泊まり込むカン・ジェフン。それからは、毎日のように、妻と息子のいる家へと通うのだが、決して家の中には入らないのだ。息子が病気で、近所に住んでいる男が来て病院へと連れて行く。その病院へも一緒について行き、父親のカン・ジェフンが息子に声をかけて話をする。子供の傍にいるのを見て、まさか息子まで死んでしまうのかと心配した。

ラスト近くで明かされる真実に唖然とする。妻も韓国へ一時帰国を考えていたのだが、現地でオーケストラのバイオリン弾きのオーディションを受けたいと願っている。ということは、将来のことも考えて、オーストラリアが好きになり、息子と共に現地で暮らすことを考えていたのだ。

あのヒッチハイクの女の子も、実はお金をだまし取られ、そのトラブルから殺されて庭に埋められていた。だから、カン・ジェフンもすでに韓国で亡くなっており、飼い犬も死んでおり、死んでしまったもの同士が仲良く出会って天国へと。

奥さんが韓国の夫へ電話しても出ない、不思議に思い管理人さんに頼んで玄関の扉を開けてもらい、中にいる主人のことを知らせてくれと頼む。もうすでに亡くなって1週間くらい経っていたのだろう。

大切なものは、失ってから初めて気づく……亡くなってしまってから、悔いと後悔が残るジェフンに対して、オーストラリアまで飛んでいき妻と息子の生活を見せて上げたのは、神様の配慮なのかもしれませんね。

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