パピとママ映画のblog

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ちはやふる -下の句- ★★★.5

2016年05月06日 | アクション映画ータ行
競技かるたに情熱を注ぐ高校生たちの青春を描いた末次由紀の大ヒット・コミックスを「海街diary」の広瀬すず主演で実写映画化。本作は2部作の後編。ついに迎えた全国大会の舞台で最大の試練に直面したヒロイン千早が、太一や新、かるた部の仲間たちと織りなす熱き青春模様を描く。共演は野村周平、真剣佑、松岡茉優。監督は「カノジョは嘘を愛しすぎてる」の小泉徳宏。
あらすじ:創部一年目にして強豪北央学園に勝利し、東京都大会優勝を成し遂げ、全国大会への切符を手にした瑞沢高校競技かるた部。千早はさっそく新に優勝の報告をするが、“もうかるたはやらん”という新のまさかの告白に動揺を隠せない。それでも、太一やかるた部の仲間たちとともに全国大会に向けて練習に励む千早。そんな時、自分と同い年でありながらクイーンに君臨する孤高の絶対王者・若宮詩暢の存在を知り、頭から離れなくなっていく。そして新の心を取り戻すためにもクイーンに勝ちたいとの思いが募り、いつしか周囲が見えなくなっていく千早だったが…。

<感想>いよいよ完結編であります。よくぞ東京都大会優勝を成し遂げた瑞沢高校競技かるた部が、ついに全国大会に出場が決まった。その戦いぶりはもちろん、千早に、太一や新ら幼馴染み3人の関係にもスポットを当てられる。
全国大会出場を福井にいる新に報告するために、太一と共に福井まで出かけて新に会いにいき、新から「もうカルタはやらん」と言われて、ショックを受ける千早。新は、最高位である名人の祖父の死で目的を見失ってしまったのだ。

そして、新から最強のクィーン、孤高の絶対王者・若宮詩暢の存在を知った彼女は、若宮詩暢に勝てば新の考えも変わるかもと思い、一代奮起をして一人で単独行動をしてしまう。
今まで、瑞沢高校競技かるた部を設立して、皆を引っ張って頑張って来たのに、何を血迷ったのか回りが見えずに突っ走るだけの千早。仲間たちとはすれ違いが生じてしまい、全国大会優勝にはほど遠くなっていくのだ。

それに、瑞沢高校競技かるた部の練習する部屋が、2階で吹奏楽部が練習をしており、かるたを読み上げ始めると吹奏楽部のトランペットの音が響くという有様。閉め切った部屋は冷房が効かないので蒸し暑くて、練習どころではない。
こうして見ると、やっぱり千早は新のことが大好きで、どうしてもかるたを止めて欲しくない彼女は、思いが届くようにとクィーンである若宮詩暢を倒すべく戦う特訓をするのだ。しかし、最強のクィーン、若宮詩暢は誰もが太刀打ちできないほどの腕前であり、今更ながらに若宮詩暢の強さを見せつけられます。

ですが、この強気孤高のヒーロー若宮詩暢にも弱点があり、彼女も新のことが大好きで、新の家に干してあった原宿のレアなタオルにはしゃぐ女子でもあった。そのタオルが、後で解るのだが、まさかの千早のものだったとは。
かるた部の部長である太一も千早のことが大好きなのに、自分のことばかり考えてしまう千早に愛想をつかし、自分もA級になろうと努力する。そして4人で団体戦に出ることを決め、それで、よくぞ頑張ったというか、見事に勝ち抜くのだ。

今回初登場の最強クィーンの若宮詩暢役で、松岡茉優の存在感をまざまざと見せつけられる本作では、主人公の広瀬すずも可愛いだけじゃダメといういつもの顔で、仲間との連携プレイであり、仲間意識が強くて繋がりに絶対感がある。だから、それに対抗するクィーンの若宮詩暢は、孤独で一匹オオカミであり仲間なんていないのだ。だから、詩暢の涼しげに爽やかに、颯爽とかるたを俊敏の速さで取る手つきは、左利きでありとても適わぬ相手でもあった。

それでも、全国大会では千早が疲れが出たのか、競技場で失神をしてしまう。仲間たちが勝ちぬいてくれたからいいものを。独りよがりの千早に、みんなが優しくしてくれて、やっぱり仲間で繋がっている方がいいと思うようになる。

このままかるたをやっていくことに悩み、恋愛とかるたの意味に悩む千早と新の姿に、原田先生役の國村隼の格言がいいですよね。「個人戦こそが、本当の団体戦」であり、「かるたをとる理由は一つでなくていい」と。かるたで生じた悩みは、結局かるたが解消することだとも。
高校生という時代はまさしく青春真っ盛りでもあり、恋愛もありの部活で友達と心を通わせて繋がって頑張るという、素晴らしいチームワークを見せつけられてホンワカしました。
この作品では、大会の最後で必ずといっていいくらいに、高校生の皆が着物を着て日本の伝統を守っているようで、晴れやかで好きですね。

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