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X-MEN ダーク・フェニックス★★★・8

2019年06月25日 | アクション映画ーア行

マーベルコミック原作の大ヒット作「X-MEN」シリーズの7作目で、原作コミックでも重要な作品として名高い「ダーク・フェニックス サーガ」を映画化。大ヒットテレビシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」で注目され、前作「X-MEN:アポカリプス」でジーン役に抜てきされたソフィー・ターナーが、今作でも再び同役を演じる。そのほか、プロフェッサーX役のジェームズ・マカボイ、マグニートー役のマイケル・ファスベンダー、ミスティーク役のジェニファー・ローレンスら、おなじみの豪華キャストが出演。これまでの「X-MEN」シリーズや「デッドプール」「LOGAN ローガン」などで製作や脚本を務めてきたサイモン・キンバーグがメガホンをとり、長編映画監督デビューを果たした。

あらすじ:X-MENのリーダーであるプロフェッサーXの右腕として、メンバーからの信頼も厚い優等生のジーン・グレイだったが、ある宇宙ミッションでの事故をきっかけに、抑え込まれていたもうひとつの人格「ダーク・フェニックス」が解放されてしまう。ジーン自身にも制御不能なダーク・フェニックスは暴走をはじめ、地上の生命体が全滅しかねない、かつてない危機が訪れる。

<感想>さよなら、M-MEN。また会う日まで。00年公開の1作目を皮切りに、スピンオフ作「ウルヴァリン」「デッドプール」も含めると、計11作品が制作されてきた「X-MEN」の映画シリーズ。人気の面では「アベンジャーズ」に追い抜かれた感が否めないが、マーベル・ヒーロー映画のカラフルな楽しさを最初に教えてくれた点では、その功績は実に大きかったと思う。

でも、20世紀フォックス社がディズニーに買収されたことにより、現行のシリーズは、事実上の“閉店”が確定。本作は、20年続いた「X-MEN」のフィナーレを飾る「最終作」であります。

今作でのヒロインは、謎の熱放射を浴びたジーン・グレイであり、自らの身体に強大なパワーが宿っていることに気づくが、次第にその力を制御できなくなっていき、プロフェッサーXやミスティークなど、お馴染みのX-MENメンバーも勢揃いする本作では、ある種の「異端者」でもあるミュータントたちの悲しみに焦点を当てている点では、シリーズの総決算にふさわしいストーリーとなっている。

ジーン・グレイがダーク・フェニックスとなり、彼女が目覚めたシーンの暴走を止めようとしたミスティークが、ジーン・グレイに吹き飛ばされて、材木の下に落ちて背中から角材を貫き通して死亡する。

あっと言う間の出来事で、誰にもジーンの暴走を止めることは出来なかった。チームの姉御であり、新シリーズを支えた青き英雄のフィナーレ、雨の葬式が悲しみを誘う。

ミスティーク=レイブンを演じるジェニファー・ローレンス、足技中心のアクロバティックな体術、青い鱗が波打つような独特な変身シーン、全身が青塗りの爬虫類めいた外見だからこそ得られる高まりのようなものがあった。変身能力で若さを保ちつつ、プロフェッサーX、ビースト、マグニートーとの間で、揺れ動く恋多きミュータントだった。

暴走したダーク・フェニックスによって滅ぼされた悲劇の星、ドゥバリ帝国には50億もの人々が一瞬で消滅した。謎の女ヴークのジェシカ・チャステインは、その生き残りで、元々はマーガレットなる裕福な家の女性であり、豪邸でパーティを開いているところへ、ドゥバリ帝国の宇宙人に殺害され、そのままアイデンティティを乗っ取られてしまう。

彼女は冷酷非情で、何を考えているのか分からない女で、恐るべき強敵である。後に戦闘用アーマーを身に着けてスターハンマーと名のり、ジーンに復讐しようとする。

チャールズ・エグゼビア=プロフェッサーXを演じるジェームズ・マカボイ。まだまだ人格面で不安定さが見え隠れしており、一貫してミュータントの平和共存を目指すものの、そのために親友エリックと志を違えて宿敵同士となった末、半身の自由を失う。今回の物語は、かつて幼いジーン・グレイに施したある精神操作が露見する。これで、ジーンはおろかレイヴン、ハンク・マッコイら旧友たちからの信頼を失なってしまう。

見どころは、人類になすすべ無し、大地が割れ、列車が宙に舞い、人々は木っ端微塵に。初めての宇宙大作戦から始まり、チームは宇宙で事故に見舞われたスペースシャトル・ディスカバリー号の救難に向かう。大統領からの命令で宇宙へヒトッ飛び、ミスティークの指示のもと、それぞれの能力を活かして連携を見せるX-MENたち。

ここでは時間の中を一人超スピードで駆け巡る、クイックシルバーの活躍が見られ、レスキュー作戦に向かう。

X-MENと決裂したジーンは、今や政府からも追われる身となってしまう。やむなくマグニートーの築いたミュータント・コミュニティを訪ねる。ジーンは招かざる客だったが、追ってきた米軍の部隊から彼女を匿ってやる。しかし、ジーンはそこでもテレキネシスでヘリを投げ飛ばし、平和なミュータント島に大混乱をもたらす。マグニートーはそれを見て、磁力操作で何とかこれを食い止め、憎いはずの人間たちを助けようとするのだ。米軍の部隊を残ったヘリに乗せて逃がしてやる。ここでは、ジーンとマグニートーがヘリを使った綱引きバトルを見せつける。

出て行けとマグニートーに追い出されるジーンは、ニューヨークにいる謎の女ヴークのジェシカ・チャステインのところへ。追いかけるX-MENたちと、レイブンがジーンに殺されたことを知り、怒りに燃えて殺すといい、NYへと向かう。NYのド真ん中で激突する両陣営を尻目に、ジーンは暗黒のパワーをますます増幅させる。

ミュータントたちが捕らえられた、護送列車の中でラストバトルが繰り広げられる。列車の中でそれぞれのミュータント・パワーが全開し、地に足がついた肉弾戦が展開。次々と襲い掛かるエイリアンの群れを、片づけて行くX-MENたちがかっこいい。

ナイトクローラーのテレポーテーション能力も、使いようには殺人スキルになることも分るし、サイクロップスも、これまでにない勢いでオプティック・ブラストを出しっぱなしだ。

そして、これまでは重金属を持ち上げては投げるという戦法だったが、緩急の利いた磁力操作のバラエティを見せてくれるのだ。

潜在能力はマーベルヒーロー中でも有数だったジーン・グレイが、宇宙空間での事故によって悪の道に“覚醒”したことで最強無敵のパワーを解放させてしまい、かつてない壮絶バトルになってしまう。観客は度肝を抜かれることになるだろう。その果てに到達する、長く語り継がれるであろう万感のラストご覧あれ。

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