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「【よくわかるニュースQ&A】新政権の経済課題(下) 補正10兆円 国債増発で金利上昇も」:イザ!

2012-12-23 14:49:14 | 日記


自民党が中心となる次期政権の予算編成の方針はどうなりますか

2012年度補正予算と13年度予算を切れ目なくつなげる「15カ月予算」により景気浮揚を目指します。
自民党の安倍晋三総裁は衆院選で、デフレから早期に脱却するために財政出動を重視する姿勢を訴えました。
政権公約でも自民、公明両党は大型補正の編成を明記しており、10兆円規模になりそうです。

補正の内容は

防災・減災を軸にした公共投資が中心になる見込みです。
予算の使い残しなどをかき集めても10兆円を確保できないので国債を追加発行することになります。
必要以上に借金が膨らんだと市場が見なせば、国債価格下落と金利上昇が懸念されます。

借金は今後も増えますか

政府は14年4月に消費税率を8%に引き上げる予定です。
税収が増えれば借金を増やさなくてもよくなります。
消費税率を上げるかどうかは13年秋に政府が判断します。
財務省は本来、借金を増やしたくないのですが、増税の前提として景気を上向かせるために、今回の財政出動はやむを得ないとの判断に傾いているようです。

補正予算はいつ成立しますか

補正予算案は1月15日に閣議決定される見通しです。
財務省は年末年始を返上して作業します。
政府は1月末に召集する通常国会に提出し、2月中の成立を目指します。


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