PTAに消防団の活動報告・その他いろいろ

とある横浜市立小学校のPTA活動、その他あれこれ、やっている事の活動報告です。

地震の時は、火の始末は後回し

2012年01月20日 14時10分55秒 | 消防団・町内会
今日の紙面・読売新聞夕刊1面より

東日本大震災の際、東京都内のマンションの11階以上の高層階では、
半数近くで家具や家電製品が転倒する等していたことが、東京消防庁
の調査で分かった。

高層階で揺れが増幅する『長周期地震動』の影響と見られ、慌てて火
を消そうとすれば、家具などの下敷きなる恐れもあるという。

東京消防庁では、地震時の行動に関する規範を改定。
高層階では「地震が来たらまず火を消す」という意識を変え、揺れが
収まるまでは机の下などに避難するよう呼びかけている。

云々・・・。


はじめこの記事の見出しを見て、???と思いました。
グラッと来たら、まず火を消すのが常識!と言われていますから・・・。

東京都内等の都心部では高層マンションが増えて、その辺りの事情も
変わってきているのでしょうか。
建物自体が免震構造になっているとか、地震を感知すると自動的に安全
装置が作動するガスコンロとか、オール電化とか・・・。
地震が原因で火災になるリスクが下がった事もあるかと思います。

まずは、倒れてくる家具などから身を守るのが優先。

しかし、一般にはまだまだ浸透していないらしい。
東京消防庁では「高層階の人は特に、身の安全の確保を最優先に考えて
欲しい」と呼びかけている。


話しは少しズレるかも知れませんが、大震災等が発生して火災が発生し
た場合、瓦礫等の下敷きになった人の救助作業よりも消火を優先します。
これに異論を言う人もいるのですが、公設消防隊も我々消防団も、その
ように動く事になります。

だから・・・と言ってつながるかどうか分かりませんが、高層階にお住まい
の人に限らず、地震が起きたらいち早く倒壊物から身を守る動きを・・・の
習慣をつけるのが大切と考えます。

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