少し前ですが、娘が学校から持ち帰った
ひらがな学習ファイルを見ていたら、一部が
未完成で「宿題」の指示が書き込まれてい
ました。
娘に「時間内におわんなかった?」と聞くと「うーーん・・なんか
「め」の字と「ぬ」の字がどう書いていいかわかんなくなった・・」
と言うのでちょっとびっくり!
娘は年中のころから、ひらがなについては、書き込んでいるし
「書き写し」といわれる、文学作品や詩の書写もずっとやって
きました。おまけに、ここのところは、くもん書きかた教室・・・・
よもや字の書きかたを忘れるなど・・そこで母はつい
「なーーーんで できなかったのかしらねえ~?」
と言ってしまったのです。
あくまでふざけ口調で、責め口調ではなかったのですが・・
まずい!傷ついたのでしょう・・娘の目に涙・・・・・
そうです・・努力してきたことは、本人もよーーく知っています。
そして「なんで できないのか?」と困惑しているのは間違い
なく本人です。そして、この言葉は 親の私が考えなければ
ならないことで、娘に投げかける言葉であってはならないもの
でした。
その後、たまたま「日経Kids+」で「子どもの脳とど忘れ」に
ついて書いてありました。取り出すタイミングにより、子どもは
激しく「ど忘れ」するものらしいです。
娘も翌日には○○ちゃんにお手紙かく~と忘れていたはずの
文字を難なく書いていましたから、そのようなものなのでしょう・・
子どもが行き詰ったときは、親が「どうしてできないのか?」
とその教え方や子どもの発達段階について考え直すべきなの
であり、子どもに問いただすべきではありませんね・・(自戒)
娘の通うスズキメソードの創設者の方がおっしゃっていました・・
叱って教え込む・・それじゃあ、教育でなく恐育だよ・・と
朝勉の風景を いたしました。今一番肝心の
「いくつといくつ」をやっています。周りに散らかる書きかた教室
の宿題たち・・・