福島出張

昨日は福島への出張だった。

駅を出て得意先まで歩く。この東口側に出るのは久しぶり。

昔、この近くにあった竹屋旅館が思い出される。福島に来るとよく泊まった。いや、竹屋に泊まれるように福島でのスケジュールを調整していた。県の重要文化財である土蔵があった旅館である。建物は古く、狭く、ドアに鍵もないような部屋だったが、部屋食は素朴で美味しく、温かい宿だった。もう泊まりたくても泊まれないのが寂しい。

得意先での仕事は滞りなく終わり、次の目的地米沢へ向かう。その電車の待ち時間を利用して、駅で昼食にする。

いつもの柚子の鳥弁当を買おうと思っていたが、店に並んでいない。コロナ禍で無くなってしまったのか。

郡山ののりべんを購入。


この弁当、豪華さは微塵もないが、ご飯が美味い。おかかと海苔と昆布の佃煮、それに卵焼きと焼き鮭、正に王道のご飯の友が並んでいるからだ。

しかし、昼を過ぎてからこんな弁当を食べてしまったら、糖尿病の身としては夜にまた駅弁を食べるわけにはいかないだろう。米沢の牛肉どまんなかなど以ての外だ。

そのため、米沢のホテルでの夕食は・・・

むなしきカップ麺・・・