景気が良くない。米中の関税合戦などとニュースでは言っているが、アメリカの要求は至極当然のものなので、中国が全面的に折れる必要がある。何しろアメリカの要求は「ゆすり、タカリ、強盗をやめろ!」なのだから。
しかし、この貿易摩擦で景気に悪影響が出ている。その中で財政立て直しということで、緊縮財政、増税が進められているところだが、そこにMMT理論が最近話題になってきた。要するに国の借金はいくら増えても問題ないというトンデモ理論だ。
トンデモ理論? いや、ボクはこのMMTは結構イケるのではと思っている。いま日本の借金が増え続けても特段問題は起こっていないからだ。古来、緊縮財政と増税で上手くいったためしがないしね。
MMTは前提条件が実に厳しく、まずそれをクリアすることが容易でない理論である。世界でそれをクリアできる国がどれだけあるか。トンデモ理論に見えて、実は正論という可能性大と思う。どうなるか、見てみよう。