カンペール

新宿へ来ると、一応はカンペールの店を覗いている。カンペールはスニーカーの店だ。

清潔感があって履きやすいと勧められ、今年初めて買ったブランドだが、確かにメチャクチャ履きやすい。新品なのに、まるで履き古したスニーカーのように足に馴染む。

デザインもカッコいいし、履いている人をあまり見ないのもいい。猫も杓子もじゃ鼻につくからな。

そんな訳で、靴の一番のお気に入りブランドになったのだが、おかげで靴を買う時の基準ができた。すなわち、5千円以下の安いモノを買う時にはバンズ、5千円を超えるとコンバース、1万円を超えるとカンペールである。バンズにも高い靴はあるが、例えば1万5千円を出すなら、バンズでなくカンペールにいくということだ。

こう決めたため、靴の衝動買いはない。カンペールの店はどこにでもあるわけではないからだ。金欠病なので助かっている。秋物が欲しいところだが、服もモノトーンの組み合わせに絞ったし、靴はカンペールの黒があるからそれでいいでしょ。

そうだな、次に買うとしたら白のスニーカー。それならコンバースのジャックパーセルかな。

桂花

久しぶりに桂花ラーメン、それも新宿東口の、あの狭くてキッタナイ店に入った。

松田聖子の曲が流れる店内で太肉麺を食べていると、30年前に戻ったような気がした。

仕事中

疲れが溜まっていたか、朝起きられず、目が覚めたら日が昇っていた。そこで、今日は仕事をすることにした。来週、時間が足りず、こなせるかどうかギリギリの仕事が入っているので、それをやっておくのだ。

そんな大変な仕事、それは買い物である。来年仕入れる商品をどれにしたらいいか、各社の品質を確認し、品物を決定し、撮影用サンプルを購入して持って来て欲しいと、得意先から依頼を受けた。

選定はお任せするとの話である。となると、信用上、ヘンな物を選ぶ訳にはいかない。これなら間違いないという物を選ぶには、しっかりと現物を比較する必要がある。それで、いま新宿の世界堂本店に向かっているところだ。のり、紙、色鉛筆などを徹底比較するなら世界堂本店だろう。

休日にこんなことをするなんて、まさに仕事の鬼である！ ん、いや、代休を取るけどね。さて、新宿に着くまで稲田麗奈ちゃんの新アルバムを聴くか。iPod、スイッチオン！