ぱおんの小部屋

水郷爆釣隊隊長のひとりごと…

555

2012-11-24 12:43:30 | Weblog
ブレイドに続いて視聴してたのは555。放映当時はかなり暗い話だったように思ったが、果たしてホントに暗かった。特にオルフェノク(怪人)になってしまった木場クンなんてホントにいい人なのに救いがない。気が滅入るストーリーだ。

しかし、作品としては面白い。ブレイドの時は、これでまだ1/3か、これでまだ半分か、と思ったものだが、555は気が付くともう終盤になっていた。

しかし、最期だけは印象が薄い。最終話の1ツ前までは確かに見た記憶があったが、ラストがどうなったのか、それだけが思い出せなかった。実際に見てみると、何も解決することなく、いきなり終わっていた。救いはないけど、残りの人生頑張って生きていこう、みたいなラスト。なるほど、記憶に残らないのも無理はない。

でも、このラスト、考えてみればこうするしかない。解決法がない重いストーリーだったからだ。だからラストは尻すぼみのように終わったが、それまでは子供番組とは思えないシリアスさがあって飽きさせなかった。

配役も良かった。見たことがない無名の役者が多いけど、どれもピッタリとハマっていた。草加雅人役が特にスゴイ。ニヤリと笑っただけでムカついてくる。貧相な織田裕二みたいな顔だが、爽やかさが微塵もなく、完全にキャラクターと同化していた。

この555、変身ベルトが大ヒットしたことで有名だ。これまでは子供のオモチャだった変身ベルトを大人が欲しがった。携帯電話を使って変身するが、携帯に555と入力して、「変身!」「コンプリート!」ってやったことがあるだろう。見ていたならば。

とにかく再視聴して、こんなに面白かったのかと感心した。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする