土曜日は男爵と一緒になでしこJapanの五輪予選を見た。対韓国戦。試合には勝ったが、内容はあまり良くなかった。
ただ、女子サッカーはあまり詳しくない。あんなミスはダメだとか、こういう戦術をとらなければとか、二人で好き勝手に批判していたが、女子のプレイに男子のそれを求めてはいけないのかもしれない。身体能力の差もあるし、時代的な限界もある。素人は川澄がカワイイとか言ってりゃいいのかも。
しかし、バレーは違うゾ。オタクだからな。
日曜日にワールドグランプリのハイライト放送があった。決勝ラウンドのイタリア戦と5位決定戦のタイ戦だ。8月の地上波では予選だけしか放送せず、尻切れトンボになっていたが、その続き。ただし、負けた試合は端折られている。
女子サッカーと違い、こっちは長年に渡って見続けているから、各国の情勢を含めて、去年に比べてどう変わったのかよく分かる。日本は間違った道に踏み込んでしまったようだ。
去年の世界選手権で銅メダルを獲得し、さらなる高みを目指して新戦術を取り入れた。相手のブロックシステムを破るためのシンクロ攻撃とさらなるスピードアップだ。このスピードアップが間違いだった。
スピードを上げるのはいい。だが、そのために高さを犠牲にしてはいけない。低くて早いのは通用しないのだ。
地上波で大林が解説していた時、石田のバックアタックを評して凄く早いと讃えていた。そして、高くて遅い、低くて早い、どっちをとるか…とも。
どちらも外れだ。正解は「高くて早い」である。TBSの新タというアナウンサーはバレーに詳しくようで、実況中に再三このあたりのことをほのめかしている。曰わく、「最高打点で打てているのか?」「このスピードで最高打点で打てるようになれれば!」。
まったくその通り。単に早いだけでいいなら高校チームの東龍は世界チャンピオンになっている(東龍は超高速。全日本よりもはるかに早い)。
いまの全日本はこの東龍のように早さだけを追求している。もちろん、複雑なコンビネーションなどもあるから東龍よりレベルは高いが、早さのために高さを犠牲にしている点では同じだ。これは意図してやっているのではなく、必死にスピードアップをしたら気付かない内に低くなっていたということだろうが。
しかし、マズい時期に迷路に入った。間もなくワールドカップで、これは五輪予選も兼ねている。それに失敗すると最終予選に回り、そうなると準備期間の無いまま五輪本番を迎える。準備期間が無かったチームはメダルに手が届かないのが常なのだ。
うーん。かなりピンチだゾ。
明るい話題の少ない今、スポーツでの活躍が楽しみなのに。なんとか立て直して、男女サッカーに続いてバレーボールも躍進して欲しい。
ただ、女子サッカーはあまり詳しくない。あんなミスはダメだとか、こういう戦術をとらなければとか、二人で好き勝手に批判していたが、女子のプレイに男子のそれを求めてはいけないのかもしれない。身体能力の差もあるし、時代的な限界もある。素人は川澄がカワイイとか言ってりゃいいのかも。
しかし、バレーは違うゾ。オタクだからな。
日曜日にワールドグランプリのハイライト放送があった。決勝ラウンドのイタリア戦と5位決定戦のタイ戦だ。8月の地上波では予選だけしか放送せず、尻切れトンボになっていたが、その続き。ただし、負けた試合は端折られている。
女子サッカーと違い、こっちは長年に渡って見続けているから、各国の情勢を含めて、去年に比べてどう変わったのかよく分かる。日本は間違った道に踏み込んでしまったようだ。
去年の世界選手権で銅メダルを獲得し、さらなる高みを目指して新戦術を取り入れた。相手のブロックシステムを破るためのシンクロ攻撃とさらなるスピードアップだ。このスピードアップが間違いだった。
スピードを上げるのはいい。だが、そのために高さを犠牲にしてはいけない。低くて早いのは通用しないのだ。
地上波で大林が解説していた時、石田のバックアタックを評して凄く早いと讃えていた。そして、高くて遅い、低くて早い、どっちをとるか…とも。
どちらも外れだ。正解は「高くて早い」である。TBSの新タというアナウンサーはバレーに詳しくようで、実況中に再三このあたりのことをほのめかしている。曰わく、「最高打点で打てているのか?」「このスピードで最高打点で打てるようになれれば!」。
まったくその通り。単に早いだけでいいなら高校チームの東龍は世界チャンピオンになっている(東龍は超高速。全日本よりもはるかに早い)。
いまの全日本はこの東龍のように早さだけを追求している。もちろん、複雑なコンビネーションなどもあるから東龍よりレベルは高いが、早さのために高さを犠牲にしている点では同じだ。これは意図してやっているのではなく、必死にスピードアップをしたら気付かない内に低くなっていたということだろうが。
しかし、マズい時期に迷路に入った。間もなくワールドカップで、これは五輪予選も兼ねている。それに失敗すると最終予選に回り、そうなると準備期間の無いまま五輪本番を迎える。準備期間が無かったチームはメダルに手が届かないのが常なのだ。
うーん。かなりピンチだゾ。
明るい話題の少ない今、スポーツでの活躍が楽しみなのに。なんとか立て直して、男女サッカーに続いてバレーボールも躍進して欲しい。