怪しい男

春の嵐がおさまると、今度はキューッと冷え込んできた。そんな中、帰りの常磐線で怪しい男を見た。

ズボンを履いていない男である。

ハイソックスにブリーフ一枚。あれはどういうことなのか。ウン〇でも漏らしたのかな。それにしては落ち着き払った態度で本など読んでいる。タダ者ではない。

ボクの知り合いにも釣りの際に全裸になる奴等がいるが、それは理由があってのことだ。電車のホームでズボンを履いていないのとは話が違う。
近づくのは何か怖いので、隣の車両に移って乗車した。いったい何者なんだろうか。

遅刻

当初は3月15日頃までを予定していた用水路工事、3月末まで延長されていたが、また大幅に伸ばされて5月末までになっている。端から見ていても工事の進行が異様に遅い。わざと工期を伸ばしてるんじゃないだろうな。

この辺りの工事はどれもやたらと時間がかかる。常磐線の踏切工事など、2、3日で終りそうな内容だったが、数ヶ月もかかっていた。何をするにも効率が悪い。

今日の常磐線は強風で遅れが出ていたが、列車の運用や案内の仕方がまずく、混乱に拍車をかけていた。

取手駅には上り列車のホームが3つあるのだが、その内1つを運用していない。にも関わらず、そのことを案内しない。何分の電車は運休ですと呪文のように繰り返すだけ。次の電車はどこのホームに来るとか、どのホームはこの先も電車が来ないとか、案内の基本だがそれができない。
改札の所でマイクを持っていた駅員に「次の発車はいつか？」と訊くと「そのホームの発車はありません」と言われた。馬鹿が。それを放送しろよ。

おかげ様で今日は遅刻しそうだ。仕事があらかた片付いていて良かった。これが一番押している時期だったら目も当てられなかったゼ。