ぱおんの小部屋

水郷爆釣隊隊長のひとりごと…

驕る貴族

2008-10-06 17:34:31 | Weblog
サイゼリヤから部屋に帰り、ボクがパンを食べていると、nnn男爵は勝手に風呂に入っていた。そして、風呂から上がると、
「今日のシャワーは出が良かったな。前回は湯の出方が悪かったぞ」
と、珍しく旅館の設備を褒めた。そして、これまた勝手にパソコンを起動し、自分のブログの更新を始めた。

「ん? 何だ? 入力がおかしいんじゃね?」
すぐに男爵のクレーム。

そうなのだ。ボクのパソコンは日本語入力がローマ字入力でなく、ひらがな入力になっているのだ。ボクはパソコンが得意でないから、未だにひらがなで一字一字入力しているのである。

プロパティを開いて、入力をローマ字入力にすると、男爵は早速コメントのレスを始めた。
「早くフトンを敷け!」
ボクに対するコメントを書き込みながら、それを口にする男爵。
アンタ、目の前に居るんだから、書き込まずに直接言えばいいじゃないの。平民とは直接口を利けないなんて、昔の殿様ですか。その内、「下に居ませい!」とか言われそうだな。

そんな感じでブログ更新をしているから、ボクはDVDで荒木絵里香を視ていたが、そこに男爵から一声。
「清原。清原やってるから、チャンネル変えてくださいよ」

何から何まで自分の思い通りにならないと気がすまない男。驕る貴族、nnn男爵!
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貴族の施し

2008-10-06 13:31:55 | Weblog
nnn男爵はすぐに寝たりはしなかった。

「ディナーに行きましょう。近くにレストランは?」
そんなもの、藤代にあるわけがない。6号沿いのサイゼリヤで我慢しなさい。

店内に入ると、「ま、泊めてもらうことだし、食事くらいはご馳走しようか。何でも頼みなさい」と、男爵が言うので、これはありがたいと思って、遠慮なく注文をさせてもらう。
「エスカルゴのこれ、単品で。それからスープと、ほうれん草のソテーと…」
「おっと、そこまで!」
突然、男爵からストップがかかった。どうやら施しはそこまでだということらしい。遠慮なく頼みすぎですよ、などと、ブツブツ言っているのが聞こえてくる。
えええーッ、だってエスカルゴったって、写真のヤツですよ。399円だっけ。そんなもんじゃない。オツマミみたいなヤツじゃないですか。それにスープとほうれん草だけって、食事になってないじゃない。

しかし、そんなことにはおかまいなし。男爵は自分のをオーダーし終わると、ドリンクバーに出かけてしまった。
仕方ない。スポンサーの意向には逆らえない。

しばらくして、料理が配膳される。フォッカチオが2皿運ばれてきて、ボクと男爵の前に置かれた。男爵がボクの分も頼んでくれたのか。

と、男爵、ボクの前の皿をピッと取って、2つとも食べ始めた。
「これ、美味いんだよね」

これが貴族の施しである。やむなく、部屋に戻ってから、ボクはパンを食べました。
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旅館

2008-10-06 08:17:53 | Weblog
週末の釣りの模様は、今晩アップの予定です。どのようにまとめるか、色々と考えて、結局、仁の原稿を丸々載せることにしました。ボクの方の話は、ブログネタで…、ということで、まずは金曜日の布団の話。

仕事をサボって先回り釣行に及んだnnn男爵から、「土曜も連続で釣りに出るから泊まらせろ」と連絡が入った。金曜は、どちらにしても仁が来るから泊まるのは構わないが、男爵の分の寝具がない。あるのは仁用の寝袋だけだ。

前回、男爵が来た時は、ソファーをベッド代わりしていたが、革製なので、男爵が寝返りをうつたびにキュッキュッ、キュッキュッと五月蝿い。それに革だから暑いとか言っていたな。

そこで、奮発して布団を買ってきた。シマムラで一番安い3900円のセットのヤツだが、これでもソファーよりは快適に寝られるだろう。

夜7時頃、男爵が現れた。
布団を見るなり、一言。
「おいおい、こんな安物の布団で寝ろっていうんですか? ホント、極悪だな」

値札が残っていたのがいけなかった。
それにしても、この貴族の傲慢さ、ボクは心で泣きながらも、努めて笑って言った。
「ハハハ、今の、ブログのネタにしますよ」

すると男爵、
「じゃあ布団を買っとけとボクが言ったことにしてください。アンタが自分で買いに行くって、変ですからね」
そして、さらに、
「枕が無いじゃないですか」
と、不満を述べられた。

もういいから、早く寝てください…
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