ぱおんの小部屋

水郷爆釣隊隊長のひとりごと…

因島公園

2007-05-06 12:01:00 | Weblog



ふと思い立って、因島公園に登ってみた。
雨の因島公園である。

公園は土生の街の後背にそびえる天狗山の中腹から頂上にかけて整備され、かつては、様々な遊戯、アスレチック施設、展望台などが設置されて市民の憩いの場として人気があった。
僕がまだ小さい頃には、猿や鹿の檻があって、ミニ動物園にもなっていた。

久しぶりに登ってみると、思っていたほどには荒れていなくて、歩道などの整備はされていた。しかし、それでも荒廃の色は濃いのである。昔を知っている者にとってみれば。

造船業が盛んだった頃にこの公園を散策した人は、将来の因島がこんな無残な姿になるなど思いもしなかっただろう。
あたりには、すでに夏草が生い茂っていた。
まさに夢の跡といった案配である。


写真について解説しておこう。
●写真の広場は、かつて、ゴッチがジャッキー拳法の鍛錬に使っていた場所だ。昔、訓練のために、ゴムを結びつけていた鉄棒やアスレチック施設は無くなり、小さな滑り台が残っているばかりだった。

●何もない空き地だが、以前はここに展望台が建っていた。高校時代、友人とここに来て、卒業後の将来について話したことが思い出される。
子供の頃、初めてカブトムシを捕ったのも、ここの展望台の下だったな。

●コンクリートの叩き台が写っているが、この上に檻が設置されていた。この場所には、鹿が居たと思うけど、狭い檻に一頭だけがウロウロする様は、ちょっと物悲しかった。

コメント (1)
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