ぱおんの小部屋

水郷爆釣隊隊長のひとりごと…

世界バレー

2006-11-06 17:28:10 | Weblog
バレーボールの世界選手権が開催中で、全日本女子は二次ラウンドへと進出しているが、試合の模様を放送をしているTBSのやり方はあまりに酷い。
この放送は生ではなく、実は録画放送である。それを生放送のごとく見せかけて放送しているのだが、それだけならば他局(フジテレビ)などもやっていることで、放送時間枠のことなどを考慮すれば、地上波での放送ということであれば、何とか許容できる。
タイムアウトの際にCMを挿入するかどうか、CM明けに選手や監督のプロフィール紹介を入れたり入れなかったりで、試合終了を枠いっぱいに合せるために時間調整しているわけである。
しかしTBSは、さも試合が長くなったようなフリをして、試合中継を延長している。番組表では21時に放送終了を予定しているが、いつも中継を延長して、後に続く番組を遅らせている。日本が一方的な試合をすれば(対ケニア、対コスタリカなど)、試合時間は短く、時間調整してCMを増やしても、21時に放送を終了できるはずである。それを非常な無理をして、さらに30分も引き伸ばすために、試合の途中で「ここまでのハイライト」とかを入れ、それゆえに間延びした構成になっている。それもわざわざ後の番組が遅れますというテロップを入れての中継延長である。リアルタイムでは試合はとうに終わっているのに。
フジテレビもさすがにそこまではしなかった。
それならば最大延長9時24分までなどと言わずに、最初から放送枠を取っておけばいいのだ。だって100パーセント延長するのだから。

他にも不満点がある。
実況アナがバレーボールを知らなさ過ぎることだ。「流れを取り戻して」とか「このまま一気に」などと、「勢い」ばかりを重視したような内容の話しかしない割に、実況に勢いが無いので盛り上がらない。フジの実況もバレーボールを知らないことでは同様だったが、勢いばかりはさすがに凄い。この夏のワールドグランプリは非常に盛り上がっていた。世界選手権は三大大会の一つであり、それの調整試合にすぎないワールドグランプリとは、大会の格がまるで違う。それなのに何か盛り上がりだけを見ていると、ワールドグランプリの方が熱く感じてしまうほどだ。

そして何といっても一番気に入らないのは、CS(TBSチャンネル)で深夜にやっている再放送である。なんと地上波でやった放送をそのまま流しているのである。
フジテレビも同様に、ゴールデンに地上波、深夜にCSで再放送といいうスタイルをとっていたが、CSの放送時には編集をし直して、挿入されていたプロフィールビデオやCMをカットしていた。CSは有料チャンネルなのだから、CMを入れる必要がなく、途切れることなく試合を放送できるはずだ。それをせずに、地上波の時と同じ間延びした中継を流しているのは放送局の怠慢である。

まったく腹立たしい。バレーボール好きが楽しみにしていた世界選手権を楽しむことはできないのか。
と、思っていたら、ありましたよ、ちゃんとした放送が。
スカパーの180~182chあたりのパワープラッツという有料放送チャンネルで、バレーの世界選手権が無料放送されていました。こちらはスカパーの放送陣なので、TBSの地上波とはレベルが別次元。試合も生中継されているし、タイムアウト中の指示なども聞くことができるので、試合を充分に堪能できます。
ちょっと贅沢にバレーの世界選手権を楽しみたいなら、スカパーで決まりですな。



コメント
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