北海道は初冠雪が観測できたようですが、
ここ石鳥谷も冷える朝でした・・・・・。
さて、震災チャリティ販売のお知らせです。
今月は9/25(木)~9/28(日)の4日間とさせて頂きます。
今月も店舗のみでの実施です。
で、珈琲豆を焙煎してくださるAさんから珈琲豆が届きましたーーっ。
薀蓄も読みごたえありマスヨーーー。
どぞーーー(*^-^*)
↓↓↓-----------------------------------------------------------------------------
こんにちは、町内のAです。
いつもは焙煎した豆をテイスティングしてから能書きを書くのですが、
今回は時間の都合で能書きの方が先になってしまいました。
何回か焙煎して飲んでいる豆なので、大きなズレはないと思います。
でもティスティングしてみて大きくズレているようなら、後ほど改めさせていただきます。
ご承知おき下さい。
さて枝豆にビールの季節も、そろそろお終いですね。
私も枝豆は好きで、食べ始めると止まらなくなります。二匹いる猫たちも、
何でお前一人で食うんだよ~と、目を細くしてつめ寄ってきます。
でも猫に塩分は良くないので、ヤツらを払いのけながらモグモグとやっています。
私はさぞイジワルなヤツだと、思われていることでしょう。
ところで枝豆は一つのサヤに三つ入っているのと、二つなのと、一つなのと、
どれが一番美味しいのでしょうか。それとも、どれも味に変わりはないのでしょうか。
私には確かめるゆとりはありませんが、ゆったり食べるゆとりのある方は
ぜひ確かめてみてください。
今日のお題は、「ピーベリー」です。
コーヒー豆の形を見ると、たいがいは片側が平面で、真ん中にスジが入っていますね。
これは「フラットビーン」と言って、チェリーの真ん中に平面を背中合わせにして
二つの実が入っています。丸くて小粒なのが「ピーベリー」で、丸豆とも呼ばれています。
これはチェリーの真ん中に、一つの実が入っているものです。あと細くて三日月のような豆には
名前がないようですが、これはチェリーの真ん中に三つの実が入っています。
ピーベリーは枝先にできやすいと言われており、生豆には何パーセントかは含まれています。
フラットビーンとはだいぶ大きさが違うので、焙煎すると火の通りが違ってきます。
この煎りムラを気にする人は、ハンドピックでハネてしまいます。
ほとんどの農園は、ピーベリーを選別して出荷するようなことはしていませんが、
中には手間をかけて選別している農園もあります。
ピーベリーはフラットビーンに比べると香味が濃厚であると言われており、
通常は高値で取引されます。またフラットビーンだけの豆の方も、煎りムラに
なりにくいということで、これまた付加価値がつくというわけです。
今回は、そのピーベリーを出品することにしました。それなりに美味しいとは
思うのですが、いかんせん焙煎が難しいので、同じ生豆をまた仕入れることは
ないかなと思います。
「焙煎が難しい」のは、ひとつには火の通りが良すぎて焦げやすいのです。
焦げると火事場のような匂いが鼻について、とても飲めない代物ができあがります。
もうひとつの理由は、「ハゼない」のです。焙煎がある程度進んでいくと、
「パチ、パチ……」と音を立ててハゼが始まります。この時間が進み具合の
手がかりになるのですが、この豆はハゼがひどく弱くて頼りになりません。
以前にエチオピアのピーベリーだけ集めて焙煎したときはハゼたので、
ピーベリーだからハゼないということではないのでしょうね。
ハゼは豆の中で膨張のギャップが生じると起きるので、この豆は膨張率が均質なのでしょう。
↑↑
写真はピーベリーの生豆です。(焙煎する前の状態)
で、今回の珈琲豆は2種です。
【ブラジル ショコラ ピーベリー 中浅煎り 100グラム 400円(税込)】
⇒香味の輪郭がくっきりしていて、フルーティーな酸味もしっかりあります。
そして苦みは軽やかと、全体にブラジルらしい特徴は備えていません。
むしろ中米のコーヒーを連想させます。
丸くて可愛いピーベリーも挽かれてしまえばただの粉……などと考えるとちと悲しいですが、
ぜひ味わってみてください。
【パプアニューギニア キンデン農園 中深煎り 95グラム 500円(税込)】
⇒大粒のティピカ種で、旨味がぎっしり詰まっています。
もともと酸味の豊かな豆ですが、深く煎ることで酸味が甘味に変わっています。
しっかりした苦味の中に、かすかに残っているフルーティーな酸味が特徴です。
今月の珈琲豆は以上です。
焙煎の難易度が高い『ピーベリー』。
なかなかこういう珈琲豆を飲める機会はないですね。
Aさんももう仕入れない豆みたいですし、この機会にぜひ、貴重なピーベリーを
ご堪能ください。
---------------------------------------------------------------------------------------------
↑↑
パンは「シナモンとレーズンの祈り」(ホール560円(税込)/ハーフ280円(税込))。
いずれの商品もご予約も承りますのでお気軽にご連絡ください。
(T/F:0198-41-9010 mail:info★roots88.com(★⇒@にしてご連絡ください)
twitter⇒@panya_roots)
これら商品の売上全額を震災支援金と致します。
支援金は、先日のblogでもご案内させて頂いておりますが、来年実施予定の「田老ライブ」
資金とさせて頂く予定です。
引き続きのご協力をどうぞ宜しくお願いいたします。
では皆様、お待ちしています。
ここ石鳥谷も冷える朝でした・・・・・。
さて、震災チャリティ販売のお知らせです。
今月は9/25(木)~9/28(日)の4日間とさせて頂きます。
今月も店舗のみでの実施です。
で、珈琲豆を焙煎してくださるAさんから珈琲豆が届きましたーーっ。
薀蓄も読みごたえありマスヨーーー。
どぞーーー(*^-^*)
↓↓↓-----------------------------------------------------------------------------
こんにちは、町内のAです。
いつもは焙煎した豆をテイスティングしてから能書きを書くのですが、
今回は時間の都合で能書きの方が先になってしまいました。
何回か焙煎して飲んでいる豆なので、大きなズレはないと思います。
でもティスティングしてみて大きくズレているようなら、後ほど改めさせていただきます。
ご承知おき下さい。
さて枝豆にビールの季節も、そろそろお終いですね。
私も枝豆は好きで、食べ始めると止まらなくなります。二匹いる猫たちも、
何でお前一人で食うんだよ~と、目を細くしてつめ寄ってきます。
でも猫に塩分は良くないので、ヤツらを払いのけながらモグモグとやっています。
私はさぞイジワルなヤツだと、思われていることでしょう。
ところで枝豆は一つのサヤに三つ入っているのと、二つなのと、一つなのと、
どれが一番美味しいのでしょうか。それとも、どれも味に変わりはないのでしょうか。
私には確かめるゆとりはありませんが、ゆったり食べるゆとりのある方は
ぜひ確かめてみてください。
今日のお題は、「ピーベリー」です。
コーヒー豆の形を見ると、たいがいは片側が平面で、真ん中にスジが入っていますね。
これは「フラットビーン」と言って、チェリーの真ん中に平面を背中合わせにして
二つの実が入っています。丸くて小粒なのが「ピーベリー」で、丸豆とも呼ばれています。
これはチェリーの真ん中に、一つの実が入っているものです。あと細くて三日月のような豆には
名前がないようですが、これはチェリーの真ん中に三つの実が入っています。
ピーベリーは枝先にできやすいと言われており、生豆には何パーセントかは含まれています。
フラットビーンとはだいぶ大きさが違うので、焙煎すると火の通りが違ってきます。
この煎りムラを気にする人は、ハンドピックでハネてしまいます。
ほとんどの農園は、ピーベリーを選別して出荷するようなことはしていませんが、
中には手間をかけて選別している農園もあります。
ピーベリーはフラットビーンに比べると香味が濃厚であると言われており、
通常は高値で取引されます。またフラットビーンだけの豆の方も、煎りムラに
なりにくいということで、これまた付加価値がつくというわけです。
今回は、そのピーベリーを出品することにしました。それなりに美味しいとは
思うのですが、いかんせん焙煎が難しいので、同じ生豆をまた仕入れることは
ないかなと思います。
「焙煎が難しい」のは、ひとつには火の通りが良すぎて焦げやすいのです。
焦げると火事場のような匂いが鼻について、とても飲めない代物ができあがります。
もうひとつの理由は、「ハゼない」のです。焙煎がある程度進んでいくと、
「パチ、パチ……」と音を立ててハゼが始まります。この時間が進み具合の
手がかりになるのですが、この豆はハゼがひどく弱くて頼りになりません。
以前にエチオピアのピーベリーだけ集めて焙煎したときはハゼたので、
ピーベリーだからハゼないということではないのでしょうね。
ハゼは豆の中で膨張のギャップが生じると起きるので、この豆は膨張率が均質なのでしょう。
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写真はピーベリーの生豆です。(焙煎する前の状態)
で、今回の珈琲豆は2種です。
【ブラジル ショコラ ピーベリー 中浅煎り 100グラム 400円(税込)】
⇒香味の輪郭がくっきりしていて、フルーティーな酸味もしっかりあります。
そして苦みは軽やかと、全体にブラジルらしい特徴は備えていません。
むしろ中米のコーヒーを連想させます。
丸くて可愛いピーベリーも挽かれてしまえばただの粉……などと考えるとちと悲しいですが、
ぜひ味わってみてください。
【パプアニューギニア キンデン農園 中深煎り 95グラム 500円(税込)】
⇒大粒のティピカ種で、旨味がぎっしり詰まっています。
もともと酸味の豊かな豆ですが、深く煎ることで酸味が甘味に変わっています。
しっかりした苦味の中に、かすかに残っているフルーティーな酸味が特徴です。
今月の珈琲豆は以上です。
焙煎の難易度が高い『ピーベリー』。
なかなかこういう珈琲豆を飲める機会はないですね。
Aさんももう仕入れない豆みたいですし、この機会にぜひ、貴重なピーベリーを
ご堪能ください。
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パンは「シナモンとレーズンの祈り」(ホール560円(税込)/ハーフ280円(税込))。
いずれの商品もご予約も承りますのでお気軽にご連絡ください。
(T/F:0198-41-9010 mail:info★roots88.com(★⇒@にしてご連絡ください)
twitter⇒@panya_roots)
これら商品の売上全額を震災支援金と致します。
支援金は、先日のblogでもご案内させて頂いておりますが、来年実施予定の「田老ライブ」
資金とさせて頂く予定です。
引き続きのご協力をどうぞ宜しくお願いいたします。
では皆様、お待ちしています。