とある人から、
「丸い孤を描くには谷周りでズラさないといかん。
急斜面なんかはそうやってズラシていかんと破綻する。」
ということで、今現在、谷周りのズラシの練習中。
多分、こんなんじゃないかというイメージです。
先日、ミズホの試乗会へ出向いたわけだが、
そのズラシをやってみたらどんな感触か?ということも頭に置いて試乗してみた。
ただ、ズラしはエッジの調整も影響するので、試乗会の板のがたまたまそう感じた可能性もあります。
(あと、板の名前もハッキリしない。分かり次第、修正予定)
タタミコースで試乗
天候 曇り
バーン上部は硬めの所々カッチカチ。
小回り系
ATOMIC BLUESTER DEMO-SX
やはり、安心感は今年も抜群。
カッチカチのバーンも、ものともしない。
滑っていて楽しい。魅惑の板。
ただ、ズラシを試みるも、ちゃんとずらせれてるかどうかサッパリ分からない。
私の足前では荷が重いか?
OGASAKA TC-SV+FL
滑り始めたら普通の板かと思ったが、ズラシを試みるとそんな思いが払拭される。
トップからテールまでグリップしながら雪面をねじ込むようにズレていく。
今までになかったズラシを体感出来た。
よく、ズラしているのに切っている様に見えるとはこの事なのだろうか?
板の操作も楽。
欲しい。
OGASAKA SL+GR?
先程のオガサカと同じ感覚で乗ったら、慌ててしまう。
下を向くのが早いし、ズラシもムズイ。
やはりレース系はこんな感じか?
VOLKL PLATINUM SW
滑ってて板の存在感が無い。
なにも印象に残らなかった。
オールラウンド系
BURIZZARAD G-POWER FULL SUSPENSION
不自然にハリが強い。
雪面にビタリと張り付くが、
一本滑っただけで疲れ果てる。
ATOMIC BLUESTER DEMO-A + NEOX TL12
BLUESTER DEMO-SX 程のグリップ感がない分、ずらしの感覚は分かりやすい。
それに、試乗した中で谷周りが一番楽しい。
少々の小回りなら、これでも十分いける。
きわもの系
HEAD INTERGRLE 007
ロッカーなだけにターンのきっかけはつかみやすい。
緩斜面ではそれなりに楽しく滑れた。
ただ、斜度がきつくなりバーンも硬い状態の所に入ると外足に安心感が乏しくなる。
それに板がすぐに下を向いてしまうので忙しい。
ズラシもやりにくかった。
BLASTRCK ELIXIR 176
サイズが長めな板を試乗しただけあって、谷周りが面白い。
ズラシも、パンにバターを塗るような感じで、舐める様にズレていく。
総評
小回り系で欲しいと思ったのはオガサカTC-SV+FLとアトミックBLUESTER DEMO-SX。
甲乙付け難いが、見せる滑りを練習したいと思ったらオガサカじゃなかろうか?
楽しもうと思ったらアトミックか?だが、私の足前では禁断の果実の匂いも。
全体を通して言えば、オールラウンド系のアトミックBLUESTER DEMO-Aが超楽しかった。
オガサカのTC-SV+FLのズラシの感覚得れるオールラウンドがあれば、そちらが欲しいが、
無ければBLUESTER DEMO-Aでも十分満足できる。
と、去年はオールラウンド系の板の良さがサッパリ分からなかったし、
オガサカのTC-LEにいたっては、曲がらない止まらないと、
長板を売ってる意味が分からんと思っていたが、
この一年でオールラウンドの板の良さが分かるぐらいまでに上達したと、われながら感心する。
だが、それでもまだまだ未熟なのも受け入れないとイカン。
これからも練習にはげまなければ。
(ちなみに、試乗板にTC-LEがあっても、そこは見て見ぬふり。スルーします。)