風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

被爆ピアノとのコラボ

2017-08-11 | 被爆樹木のパンフルート

8月9日千田小学校合唱隊は被爆建物旧日本銀行広島支店の特設ステージに出演しました。

 

   

 

ついに「被爆ピアノ」と「被爆樹木パンフルート」のコラボが実現しました。

 

これは会場に入って初めて気がついたのですが、司会者が「このピアノは被爆ピアノです」

と紹介され箱型の黒い小さめのピアノが置いてありました。

私もテレビの映像で見たことはありますが実物は初めてです。

その時は子どもたちの演奏のことが気にかかり、ことの重大さに頭の回転が追いつかなか

ったのですが、いまブログの編集をしてみて実は「世紀の瞬間であった」のだと気がつき

ました。

もっと別の角度から聞けばよかったと、悔やまれるところです。

幸いにも千田小学校の専属カメラマンが会場カメラを操作されていたので、映像は残ってい

るものとおもわれます。

後ほどお願いをして、入手したいものです。

 

      左に譜面がおいてある半分映り込みのものが被爆ピアノです。

   

 

風の音パンフルート製作工房見学は 広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)

連絡先 080-5235-7664 082-894-0854 panfrute@yahoo.co.jp

 

 


工程手順を変える

2017-08-09 | パンフルート作り

パンフルート組み立て後の手順を一部変更いたしました。

 

   

 

 パンフルートの外観仕上げは「汚れ」「キズ」との戦いです。

今回から作業工程を1部変更して管へのニス塗りを早めて対応することにしました。

そのためには管の底を塞ぐ前に全ての削り作業を終えさせなければなりません。

歌口の削りもこの段階で行ないます。

 

   今年も美味しいスイカができました。

   

 

風の音パンフルート製作工房見学は 広島市安芸区上瀬野町205 (国道2号線沿い)

連絡先 080-5235-7664 082-894-0854 panfrute@yahoo.co.jp


「ひろしま子ども平和のつどい」に出演

2017-08-07 | 被爆樹木のパンフルート

千田小学校合唱隊が8月6日広島国際会議場フェニックスホールで行なわれたつどいで

パンフルートと合唱で平和へのメッセージを発信いたしました。

 

   

 

子ども大使の発表は福島・横浜・京都・沖縄と広島の10団体180名の出演となりまし

た。

千田小学校の発表は唯一音楽での発信で、被爆樹木カイヅカイブキからパンフルートが生ま

れた経緯の朗読と「いのちのうた」「アオギリのうた」をパンフルート演奏を交えて行ない

ました。

今回の出演は40名弱となっておりましたが、ステージの回を重ねるごとにまとまりの

あるサウンドへと成長しつつあります。

子どもたちは緊張感のなかで声を・音を出して皆と溶け合わせていく作業に面白さと喜び

を感じているのではないでしょうか。 

 

   


糊のはみだし削り取り

2017-08-05 | パンフルート作り

10日以上乾燥させ固めた後、パンフルート管の外壁にはみ出した糊を削り取ります。

 

   

 

 使用している木工ボンドは1日もたてば乾いて透明になります。

パンフルート外壁は一見なめらかに見えますが触ってみるとザラザラしており、糊のはみ

出し部分を感じ取ることができます。

そこで触っても形がくずれなくなる10日以上たったいま、ハケに水をふくませ塗り付け

ると上写真のように白くにごった糊のかけらが見えて来ます。

白い部分は水を含んで柔らかくなっています。

5分もたてばまた乾いて透明になりますので、すばやく削ぎ落します。

 

   

 

風の音パンフルート製作工房見学は 広島市安芸区上瀬野町205 (国道2号線沿い)

連絡先 080-5235-7664 082-894-0854 panfrute@yahoo.co.jp


台座の上に10日

2017-08-03 | パンフルート作り

台座の上で組み立てられたパンフルート、あまり早く外すとカーブが変化したりします。

 

   

 

 パンフルート管の接着面の糊には「木工ボンド」を使っています。

丸1日経つと形はくずれないていどに固まりますが、まだ水分は残っており強く折り曲げる

と簡単に外れてしまいます。

1週間〜10日ぐらい台座の上に置き、カーブに沿って収縮させるようにします。

ここを我慢することができるかどうかが今後の形の安定度に大きく影響します。

 

   バジルと共生するミニトマト、害虫の影響をうけにくくなります。 

   

 

風の音パンフルート製作工房見学は 広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)

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