パンフルート演奏で音の進行は管の並びに沿って移動を繰り返すという特別なルールがあります。
音の飛び数をパンフルートに置き換えれば隣の管へ進むのが2度・1管置いて次の管へ進むのが3度飛びとなります。
みなさんはパンフルート(標準型で22管)演奏会や動画で管上を行き来しながら軽やかに音を出しているプロや
演奏家の姿を目にされたことがあると思われます。
しかしこの軽やかさは一朝一夕に出来上がったものではなく、長年にわたる努力の積み重ねでできた貯金をもとに
演奏家の体の中から溢れ出てきているものであります。
パンフルートを始めて間もないみなさんは当然貯め込んだ量は少ないわけで、今から時間をかけてあふれるまで蓄積
していくしか方法はありません。
でもやみくもに走り抜けてもダメで、このブログを見て効率よく進んで行きましょう。
曲を練習するとき1フレーズを繰り返して行きますが、その中で管移動計画を立て実践し体に覚え込ませましょう。
具体的には次の音は何管飛んで行くのか1音1音見極め、全体としてデジタル図形として頭に覚え込ませると良いで
しょう。
パンフルート演奏では譜面を読み取り何度の管移動が必要かを翻訳することでスムースな演奏ができます。
風の音パンフルート製作工房では自然の音を大切にした楽器作りを行なっております。
購入・修理・貸し出し・教室などのお問い合わせは080-5235-7664またはpanfrute@ybb.ne.jpまでどうぞ。