「パンフルート演奏入門」中村純訳よりアルトパンフルート 当工房製作アルトパンフルート
パンフルート製作販売・吹きかた音あわせ教室のパンフルート工房香原です。
「パンフルート管の配列番号がわかりにくくアルト・テノールなどの種分けは何を基準に分けられているのですか」と
疑問の声がありましたので当工房で採用している基準をのべます。
当工房の表記は全て「パンフルート演奏入門」ダヨリ パンフルート スクールメソッド J.ムルク著 中村純訳に準じて
います。この教則本によるとパンフルートの最高音はG(ソ)とし、これに4の番号をつけてG4と表記されています。
パンフルートはこのG4より高音は演奏困難なため作っていませんのでまず最高音がG4であることを認識ください。
標準的22管アルトパンフルートは3オクターブ下のG1から始まりG4まで7×3=21これにG4をプラスして
22管となります。
小型パンフルートはソプラノパンフルートと呼ぶことにしてアルトパンフルートの低音部2管を外しH1(B1)から
G4まで20管となります。
写真左の楽譜とアルトパンフルート管の関係は実音が1オクターブ上となります。
パンフルート購入修理・作り方の問い合せは082-894-0854またはxiaxi@go8.enjoy.ne.jpまでどうぞ。
「パンフルート演奏入門」購入は広島パンフルート愛好会。nakamura@an-pan.org.vcfまでどうぞ。
ドイツ語式と国際式の表記の差のような気がします。
「標準的22管アルトパンフルートは3オクターブ下のG1から始まりG4まで」について、
ムルクさんの訳本には明確にかかれていないようですが。
ドイツ語式ですと「g¹ーg⁴」
国際式ですと「G4ーG7」、となりG4は392ヘルツですね、
表記により、3オクターブの差があるようですね。
私も今後は注意書きにドイツ語式も記入しようと思います、基準の音に平均律の周波数を注記すると混乱はさけられそうですね。
私の手元にある資料だけではこれ以上の展開は難しくなって来た感じです。
国際式表記とか知らないことが多いので研究の糸口になるようなことがらをまたおしえてください。