パンフルートの楽器演奏では管移動というスムースな音の流れにたどり着くのが困難な技法が待ち受けています。
パンフルート演奏で管移動がうまくいかないと、つっかかったようなぎこちない演奏になります。
私はパンフルート演奏技法で難関の三要素は「音出し、管移動、半音」と感じています。
管が並列するハーモニカとサンボーニアを除く管楽器は吹き口の移動という形態は見られません。
パンフルートは自然の素材である竹を使って組み立てられていますのでカーブとか内径・外径の大きさが楽器ごとに
変わって来ます。
あなたの手持ちのパンフルートの位置関係の感触に慣れるしかありません。
隣の管に移動したりオクターブ7管移動する場合も行き先の管のセンターに唇を持って行かなくてはなりません。
そこで頼れるのは自分の感覚しかないのであります。
そこには人に知られぬ孤独な戦いがあります。
繰り返しの練習量で磨き上げるしかありませんね。
パンフルート製作工房住所 739-0302 広島市安芸区上瀬野町205 香原良彦
購入・修理・貸し出し・教室などのお問い合わせは080-5235-7664またはpanfrute@ybb.ne.jpまでどうぞ。
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