古代から現代への送りもの世界最古の楽器パンフルートの製作販売・音の研究の
「パンフルート工房」香原良彦(こうはらよしひこ)です。
工房前雪の風景 黒竹のパンフルート(テノール23管)
パンフルートで澄んだ音をだすには濁りが発生する要素をできるだけ取り除く手入れをすることが重要です。
2、うた口の磨き上げ。
パンフルートのうた口は楽器が音を発生するために人の唇とふれあう大切な接点です。
パンフルートの特性として1管に1つずつ計22のうた口が存在します。(標準型アルトパンフルート)
その22のうた口を移動して演奏するわけですからいつも滑りやすいなめらかな肌に保っていましょう。
前日の汚れが付いていたりしてつっかかるようでは音だし自体が困難になってしまいます。
特に女性の方は口紅などつけておられるので余分なものが付きやすく練習終了後は乾布でふきとって
おくなどうた口の管理に注意をはらってください。
当工房パンフルートの例ですが竹を食い荒らす虫の侵入を防ぐためうた口にも1回ニスをぬってあり
ます。工房在庫中にも鹿皮でみがき上げてはおりますが、購入後も引き続きうた口の磨き上げをお願い
いたします。唇の突っかかりの面から見てもうた口にはニスはない方がよいのです。
パンフルート購入・修理などの問い合せは082-894-0854またはxiaxi@go8.enjoy.ne.jpまでどうぞ。
広島パンフルート愛好会へもどうぞ。nakamura@an-pan.org.vcf
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