広島パンフルート愛好会教室では学習テーマを決めて練習しています。
メヌエット〜モーツァルト冒頭部分。 ト調長のメヌエット〜ベートーベン冒頭部分。
みなさんはパンフルートでスラーを吹くときどのような工夫をしていますか。
多くの方がスラーがかかる次の音へ向けて空気の量を少なくして「弱い音」にする方法をとっていると思われ
ます。
でもよく考えてみてください、「弱い音」と「柔らかい音」とは根本的に質量が違うのですよ。
スラーでは最初のハキハキした立ち上がりの音から次の音へ向け、その落差が際立つようほんわか・ぼんやり
した音を出さなくてはなりません。
空気の量の調節のみで出されたスラーは、なんとか形にはなりますが奥深さが感じられません。
広島パンフルート愛好会教室ではスラーを「ト・フ」あるいは「コ・フ」と次の音へ向け「フー」となるよう
指導しています。
音符の表ツラを追って行くのがやっとの方は余分な意識が加わるので流れが崩れるかもしれませんが、それは
最初のうちだけで慣れるまで繰り返し試してみてください。
風の音パンフルート製作工房ではパンフルートの演奏・教育学習にも力を入れています。
連絡先 080-5235-7664 082-894-0854 mail panfrute@yahoo.co.jp