木材の素材は小さな径の下穴を貫通させたあとしばらくの間置く事で、内・外から外気との呼吸で乾燥が進みます。
太い正規の穴になることでさらに外気と触れる面積が広くなり、収縮が進み限界に達するとその後は落ち着きます。
その管の正規の寸法で穴をあけた後、それを基準に少し太めに設定してあった外径を削り仕上げます。
パンフルート工房では竹材が無尽蔵に入手できるのになぜ木のパンフルートを製作するのかというと、木の温もりの
ある音にも魅力を感じているからであります。
具体的には組織の中の毛細管の密度が違い、それにより空気の含有量の差で音の響きが違って来るからだと思われ
ます。
全く隙間のないビニール管、その中間であろう竹管、スカスカの木管それぞれの音の響きが違うことは理解いただ
けることと思います。
数ヶ月の稲の生育期間のうち2日間だけ花弁を出します。
風の音パンフルート製作工房では見学も受け付けております。(広島市安芸区上瀬野町205・国道2号線沿い)
082-894-0854または080-5235-7664で予約しておいで下さい。また通りすがりでの突然の来訪にも対応します。